Takaのエンタメ街道

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<週刊興行批評>「ボヘミアン・ラプソディ」がどんどん社会現象化している件

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月曜日に更新しようと思って、仕上げたはいいものの、2日寝て放置していました。気づいたら水曜日ですw

さて、平成最後の師走がやって参りました。12月最初の週末はどうだったのか。また、今週は「ボヘミアン・ラプソディ」にも注目してお送りします。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は先週に続き、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」。土日2日間で57万8000人、興収7億4400万円をあげ動員数は先週を上回った結果となった。累計では早くも動員200万人を突破、興収も30億円超え目前となっている。

2位はこちらも先週に続き、「ボヘミアン・ラプソディ」。土日2日間で動員40万4000人、興収4億9600万円をあげ先週対比は動員で145%、興収で126%という驚異的な数字を記録。累計では動員243万人、興収33億円を突破している。

3位は初登場くるみ割り人形と秘密の王国」。土日2日間で動員14万2000人、興収1億6100万円をあげた。

4位は初登場機動戦士ガンダムNT」。

5位は「スマホを落としただけなのに」。累計で動員123万1171人、興収16億円を超えた。

6位は「人魚の眠る家」。累計で動員57万9000人、興収7億2000万円をあげた。

7位は「ヴェノム」。累計興収20億円を突破。

8位は「ういらぶ。」。累計興収は6億9942万5600円となっている。

9位は初登場かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−」、10位は「Burn the Stage:the Movie」となりました。

ちなみに今週は圏外でしたが、「映画 HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリー」は累計興収10億円を突破している。

2.興行チェック!「ボヘミアン・ラプソディ

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今週、注目したいのが「ボヘミアン・ラプソディ」。

ご存知の方も多い、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた音楽映画。

今回、注目したいのがこれまでの週末の成績です。

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こちらがそのデータ。

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↑あまり参考にならないかもしれませんが、今年No.1「コード・ブルー」と比較。

 

ご覧いただければよく分かると思いますが、週末の興行収入が落ちないで、毎週上がっているのです。しかも、今週末に限って言えば、その上がり度はより上昇をするという普通ではありえないデータをしているのです。

おそらく、この上がり度は「スッキリ」や「プライムニュース イブニング」、「報道ステーション」などの多くのテレビ番組が先週、今作を取り上げたのも大きいと考えます*1

が、やはりSNSなどのネットの力や声を出してOKな応援上映*2IMAXなどの高スペック上映方式によるリピーターがあるのも魅力だと思います。何せ、評価も高く、映画館で観るべき作品だと思うので、こういう考えが数字に表れるというのは良いことだと思いますよ。

先週もお伝えしましたが、この勢いだと年末年始にかけてさらなる成績が出ることは期待できるでしょうし、もしかしたら50億どころではないかもしれません。気になるところです。 

3.今週の注目作

来る」(12月7日公開) (PG12)

中島哲也監督の「渇き。」以来4年ぶりの新作。

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芸人などを起用し、怖さを和らげる宣伝展開をしているが、功を奏すのか?

パッドマン 5億人の女性を救った男」(12月7日公開)

生理用ナプキンの低コスト化に挑んだ実在のインド人を描いた作品。

青の帰り道」(12月7日公開) (PG12)

群馬県前橋市と東京を舞台に、人生が交差する7人の姿を描いた青春群像劇。高畑裕太が逮捕されたことにより、再撮影を強いられた曰く付きの作品であります。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

*1:テレビについては衰退論も多く上がる中、こうして映画をさらに大ヒットさせる火の油としては未だに効果は絶大だと思う

*2:今作に限って言えば、ラストのライブ・エイドには持ってこいの上映方式