Takaのエンタメ街道

一生を映画に捧ぐと決めたTakaが主に映画・テレビ・音楽について書くブログです。

<週刊興行批評>冬休み映画を制する者は?

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さあ、12月も残すところあと5日!先週も様々な新作が公開されましたが、ランキングはどんな結果になったでしょうか?

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は初登場シュガー・ラッシュ:オンライン」。土日2日間で動員35万人、興収4億5400万円をあげ、初日から24日までの4日間の累計では、動員62万5000人、興収7億9600万円を突破する順調なスタートを切った。

2位は「ドラゴンボール超 ブロリー」。土日2日間で動員32万1000人、興収4億2000万円を記録。累計では動員157万人、興収20億円を突破している。

3位は初登場仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」。土日2日間で動員31万3000人、興収3億8900万円をあげた。

4位は「ボヘミアン・ラプソディ」。累計で動員467万人、興収64億円を突破した。

5位は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」。累計で動員370万人、興収52億円を突破している。

6位は初登場アリー/スター誕生」。初日からの4日間で動員24万8660人、興収3億4278万円を突破した。

7位は「グリンチ」。 

8位は「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」。累計では動員45万6300人、興収5億1203万円を突破。

9位は初登場ニセコイ」。初日からの4日間で動員12万1700人、興収1億4760万円を突破した。

10位は「来る」。累計で動員45万人、興収5億8670万円を突破した。

という結果になった。

 

2.興行チェック!「シュガー・ラッシュ:オンライン」

さあ、今週は新作が4本ランクイン。それぞれチェックしていきましょう。

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まずは1位スタートを切った「シュガー・ラッシュ:オンライン」。

アーケードゲームのキャラクターである悪役ラルフと少女ヴァネロペの冒険と友情を描いた「シュガー・ラッシュ」の続編。 ある日、ヴァネロペが暮らすアーケードゲームシュガー・ラッシュ」が故障し、廃棄処分の危機に陥ってしまう。シュガー・ラッシュを救うべくゲームの世界から飛び出した2人は、刺激的だけど恐ろしい危険も潜むインターネットの世界に足を踏み入れるが…。

監督は前作も手がけた「ズートピア」のリッチ・ムーアと、両作で脚本家としてコンビを組んだフィル・ジョンストン。アナとエルサ、シンデレラ、白雪姫らディズニー作品のプリンセスたちをはじめ、多数のディズニーキャラクターが登場することでも話題の一作だ。

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こちらがここ5年のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサーの作品の成績。

前作を上回る成績であり、「ズートピア」を僅かに上回る成績に。これから年を越して40〜50億の大ヒットは見込めます。

 

3.興行チェック!「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」

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3位には仮面ライダー冬の新作が。

平成仮面ライダーが共闘する劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」の第3弾。平成仮面ライダーシリーズの1作目「仮面ライダークウガ」から平成最後のライダーとなる20作目「仮面ライダージオウ」まで、歴代の平成ライダーが結集することでも話題。

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こちらがここ2年の仮面ライダー映画の成績。

去年の冬の仮面ライダー映画を上回る成績となっている(冬の仮面ライダー映画としてはトップ、平成仮面ライダー映画としては2番目の成績だそう…)。

既に公式がネタバレ公表されているようにあの俳優が出演されていたりとファンからは好評価の一作。15億超えも狙えるか?

 

4.興行チェック!「アリー/スター誕生」

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6位には歌の才能を見いだされた主人公がスターダムを駆け上がっていく姿を描き、1937年の「スタア誕生」を皮切りに、これまでも何度か映画化されてきた物語をブラッドリー・クーパー監督&レディー・ガガ主演で描いた「アリー/スター誕生」がランクイン。

音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいくが……。

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こちらが近年の音楽映画での比較。2日間のデータはない(初日からの4日間で動員24万8660人、興収3億4278万円)が、今後の評判次第では息の長い興行が出来る可能性も少なくはないが、良くても20〜30億あたりだろう。

 

5.興行チェック!「ニセコイ

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9位には「週刊少年ジャンプ」で連載され人気を博したラブコメ漫画を、中島健人中条あやみの主演で実写映画化した「ニセコイ」がランクイン。

極道組織「集英組」組長のひとり息子である一条楽はある朝、登校中に門を飛び越えてきた転校生の女子・桐崎千棘から飛び蹴りをくらう。アメリカのギャング組織のひとり娘である彼女は暴力的で口が悪く、楽との相性は最悪だった。そんな2人が、親の組織同士の抗争を止めるため、強制的に恋人のフリをすることになってしまう。

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主演の2人の過去作の成績。初日からの4日間の成績で動員12万1700人、興収1億4760万円といったところ。10億を超えるか超えないかギリギリのラインとなっている。

 

6.今週の注目作

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(12月28日公開)

筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。しかし、実は美咲は田中と付き合っていて……。主演の鹿野役に大泉洋医学生・田中を三浦春馬、彼の恋人・美咲を高畑充希がそれぞれ演じる。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」(12月28日公開)

容姿にコンプレックスがあり、何事にも積極的になれないレネーは、ある日、自分を変えようと通い始めたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。目が覚めたレネーは、自分の見た目が絶世の美女になっていると思い込むようになり、性格も超ポジティブに。自信を得たことで輝きを増していく姿を描いたコメディドラマ。

「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」でゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた人気コメディエンヌのエイミー・シューマーが主演。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」(12月28日公開) 

人気ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のデザイナーで、エリザベス女王から「デイム」の称号も与えられたビビアン・ウエストウッドの生き様を描いたドキュメンタリー。パンクムーブメント誕生秘話、デザイナーとしての躍進と挫折、無一文からの再出発など、世界的人気ブランドとして成功するまでの波乱万丈な道のりが、秘蔵映像や痛快な名言の数々とともに明かされる。3年間にわたって密着取材を行い、ショーの裏側や新規出店を指揮するプロフェッショナルとしての姿、そして環境保護アクティビストとして精力的に活動する姿を捉えた。

それだけが、僕の世界」(12月28日公開)

ボクサーとしてかつてはアジアチャンピオンにまで上り詰めたが、40歳を過ぎたいまは落ちぶれ、その日暮らしをしているジョハ。幼い頃から両親と離れ、孤独の中で拳を頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、17年ぶりに別れた母と再会。サバン症候群の弟ジンテの存在を初めて知る。天才的なピアノの腕を持つジンテがコンテストに出られるよう、面倒を見てやってほしいと母から頼まれたジョハは、弟の面倒を見始めるのだが……。

イ・ビョンホンが、寡黙で粗暴だが人情に厚い兄ジョハを演じた。弟ジンテ役は「太陽を撃て」のパク・ジョンミン

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。