Takaのエンタメ街道

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<週刊興行批評>「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が初登場!日本の興行とタランティーノ映画…

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今週は初登場した「引っ越し大名!」と「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の興行を見ていきます。

 

 

1.先週末のランキング

まずは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は「天気の子」。土日2日間で動員34万7000人、興収4億1700万円をあげた。9月1日が映画サービスデーということもあり、前週対比で動員は113.7%、興収は99.1%という勢いだ。累計では動員875万人、興収116億円を突破し、歴代興収ランキングで「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を抜き23位となった。

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2位は「ライオン・キング」。土日2日間で動員26万4000人、興収3億4400万円をあげ、累計では間もなく動員390万人、興収55億円に届く。

3位は「劇場版おっさんずラブ −LOVE or DEAD−」。土日2日間で動員20万5000人、興収2億5900万円をあげ、累計では動員92万人、興収12億円を突破している。

4位は「ONE PIECE STAMPEDE」。土日2日間で動員20万人、興収2億5200万円をあげ、累計は動員358万人、興収47億円を突破した。

5位は初登場引っ越し大名!」。土日2日間で19万9000人、興収2億3800万円をあげ、初日からの3日間で動員27万人、興収3億3500万円を突破した。

6位は初登場ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。土日2日間で動員17万人、興収2億2600万円をあげ、初日からの3日間で動員22万人、興収3億円を突破した。

7位は「トイ・ストーリー4」。累計で動員753万人、興収96億円を突破し、歴代興収37位に。

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8位は初登場映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」。 初日からの3日間で動員15万人、興収2億500万円を突破した。

9位は「ロケットマン」。累計興収は4億500万円を突破。

10位は「二ノ国」。累計興収は3億300万円を突破。

 

2.「トイ・ストーリー4」と「天気の子」の行方は?

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今週も「トイ・ストーリー4」と「天気の子」について分析をしていきます。

先週末までに「トイ・ストーリー4」は96億円、「天気の子」は116億円をそれぞれ突破している。

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「天気の子」と「君の名は。」の成績。先々週末につづき、「天気の子」が首位をキープ。夏休み以降の成績にも注目だ。

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続いて、「トイ・ストーリー4」と「アラジン」の比較。夏休み終わりまでの100億は届かなかったが、100億を稼ぐことにはなりそうだ。メガヒットである。ただ、オープニング成績の際に期待した「アラジン」超えは難しくなっている。

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3.興行チェック!「引っ越し大名!」

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初登場5位を記録したのが「引っ越し大名!」。

超高速!参勤交代」シリーズを手がけた土橋章宏の小説「引っ越し大名三千里」を星野源主演、高橋一生高畑充希の共演で映画化さはた作品だ。

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星野源の映画出演は近年はアニメの声優に絞っており、実写映画への出演は2015年の「ラブ&ピース」以来となる*1。ここ近年の星野源の国民的歌手化されてからは初の実写映画出演と言ってもいいだろう。2億円とヒットスタートとなった。

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土橋章宏原作の映画で比較するとご覧の通り。「超高速!参勤交代」シリーズを上回るスタートを切っており、最終興収も15〜20億円となるだろう。

こうした時代劇コメディは増えてきており、今年は同じく松竹配給で「殿、利息でござる!」の中村義洋監督による「決算!忠臣蔵」が冬に公開される。時代劇コメディの需要はこれからさらに増えていきそうだ。

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4.興行チェック!「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

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つづいて、初登場6位を記録したのが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。クエンティン・タランティーノの9作目となる監督作で、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットの2大スターが初共演で話題となっている一作だ。

プロモーションでクエンティン・タランティーノレオナルド・ディカプリオが来日。連日、テレビやラジオ、ネットなどのインタビューに応じる姿を見た人も多いだろう。

そんな、タランティーノ監督の新作ともなれば、映画ファンは足を運び、ブラピとレオ様の共演ともなれば、映画ファン以外でも足を運ぶ方もいらっしゃるだろう。どういうスタートダッシュを切ったか見て行こう。

まずは主演のレオナルド・ディカプリオブラッド・ピットの近年の出演作で比較。

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どちらも近年の出演作品としては幸先の良いスタートを切っている。ここ近年、両者は出演よりも製作などに手を回すようになり、一時期ほど出演する作品も減ってきた中で日本でもまだまだスターとして名前が通るほどの価値があるのは素晴らしいことと言えるだろう。

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さて、お次はクエンティン・タランティーノ監督作品での比較。

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クエンティン・タランティーノ監督の名は映画ファンのみならずCMなどの出演や彼自身の映画への知識量から日本でも有名ではあるのだが、監督作品としてはヒットに連発するような監督とは言えない。

特に前作「ヘイトフル・エイト」はR18+による宣伝露出の減少*2や公開館数の少なさから2億円程度しか稼ぐことができなかった。

しかし、今回の「ワンス〜」はタランティーノ監督としては珍しくPG12という子供でも保護者と同伴なら観れるという一応、間口の広がった年齢制限の作品となった。まあ、これはあまり功を奏したようには感じないが、レオ様とブラピが出るということも相まって「イングロリアス・バスターズ」並みのヒットを記録した。

タランティーノ監督とヒットを結びつけるのは半ば強引に感じるかもしれないが、日本での興行とタランティーノ監督との関係性はこういう感じだということだ。

「ワンス〜」に関しては、最終興収10億円に届くか届かないかといった形だ。上映時間が161分と長尺で回数も少なくなる中で、ブラピとディカプリオ、タランティーノ監督というネームバリューでここまでの数字は頑張ったほうなのではないか?と感じるが…今後の推移に注目だ。

 

5.今週の注目作

マトリックス」(9月6日公開)

キアヌ・リーブス主演で、仮想現実空間を舞台に人類とコンピュータの戦いを描いたSFアクション。

プログラマとしてソフト会社に勤務するトーマス・アンダーソンは、ネオという名で知られた凄腕ハッカーでもあった。ある日、トリニティと名乗る美女から接触を受けたネオは、彼を探していたという男、モーフィアスと会う。モーフィアスは、人類が現実だと思っている世界が実はコンピュータにより作り出された「マトリックス」と呼ばれる仮想世界であり、本当の現実世界でネオをはじめとした人間たちはコンピュータに支配され、眠らされているという驚きの真実を明かす。モーフィアスの誘いに乗り、本当の現実世界で目を覚ましたネオは、ネオこそが世界を救う救世主だと信じるモーフィアスやトリニティとともに、コンピュータが支配する世界から人類を救うため戦いに乗り出すが……。

香港アクション界の雄、ユエン・ウーピンをアクション指導に招いて取り入れたワイヤーアクションや、バレットタイムと呼ばれる撮影法により革新的なアクションシーンを生み出し、世界的大ヒットを記録した。監督は「バウンド」のウォシャウスキー兄弟。

製作20周年を迎え、4D(体感型上映システム)で2週間限定上映。

ブレードランナー ファイナル・カット」(9月6日公開)

SF映画の金字塔「ブレードランナー」を、初公開から25年を迎えた2007年にリドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施してよみがえらせたファイナルカット版。

酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが……。

今回はIMAXシアターで2週間限定で劇場公開される。

アス」(9月6日公開) (R15+)

ゲット・アウト」がアカデミー賞にノミネートされ、脚本賞を受賞するなど大きな話題を集めたジョーダン・ピール監督が、自分たちとそっくりの謎の存在と対峙する一家の恐怖を描いたサスペンススリラー。

夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ……。

ゲット・アウト」に続き、数々のホラー/スリラー作品を大ヒットさせてきたジェイソン・ブラムが製作。主演には「それでも夜は明ける」でアカデミー助演女優賞を受賞し、「ブラックパンサー」などで活躍するルピタ・ニョンゴを迎えた。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」(9月6日公開)

テレビアニメ化もされた赤坂アカの同名人気ラブコメ漫画を「King & Prince」の平野紫耀と橋本環奈の共演で実写映画化。

将来を嘱望されたエリートたちが集まる私立・秀知院学園。全国模試上位常連の頭脳明晰な生徒会会長・白銀御行と、文武両道の大財閥令嬢で容姿端麗容姿端麗な生徒会副会長・四宮かぐやは互いに惹かれ合いながらも、高すぎるプライドが邪魔をして、それぞれが思いを告げることができずにいた。やがて、告白したほうが「負け」という謎の思考にとらわれるようになった御行とかぐやは、いかにして相手から告白されるかだけを考えるようになり、天才であることが邪魔をして恋愛に不器用な2人による高度な恋愛頭脳戦が展開する。

監督は「俺物語!!」「ニセコイ」の河合勇人。ドラマ「海月姫」や映画「翔んで埼玉」の徳永友一が脚本を担当する。

いなくなれ、群青」(9月6日公開)

大学文芸員が選ぶ第8回大学読書人大賞や、「読書メーター」 読みたい本ランキング第1位などを獲得した河野裕の同名ミステリー小説を横浜流星、飯豊まりえ主演で映画化。

七草は人口2000人程度の階段島にやって来た。階段島は捨てられた人たちの島で、島の人たちは誰もが自分がなぜこの島に来たかを知らない。特に疑問を抱くことがなかった七草の島での高校生活は平穏な時間だったが、幼なじみの真辺由宇との再会により状況は一変する。「納得できない」と憤慨し、島から出るために島にまつわる謎を解き明かそうとする真辺。七草と周囲の人々は真辺に巻き込まれていく。

七草役を横浜、真辺役を飯豊がそれぞれ演じる。監督はアメリカの高校在学中にバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞した柳明菜。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」(9月6日公開)

京都アニメーション制作の人気アニメで、2018年にテレビ放送およびNetflixで世界配信された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の新たな物語を描く外伝。

愛すること、愛されることを知らずに育った主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンが、「自動手記人形」と呼ばれる代筆業に就き、さまざまな依頼人からの思いを手紙にしたためていく中で、次第に愛を知っていく姿を描く。外伝となる本作では、良家の子女のみが通うことを許される女学園を舞台に、未来への希望や期待を失っていた大貴族の跡取り娘イザベラ・ヨークと、彼女のもとへ派遣されてきたヴァイオレットとの出会いから生まれる物語を描く。

監督はテレビシリーズで演出を担当した藤田春香。新登場キャラクターのイザベラ・ヨーク役に寿美菜子、テイラー・バートレット役に悠木碧

タロウのバカ」(9月6日公開) (R15+)

「さよなら渓谷」「日日是好日」の大森立嗣が監督・脚本を手がけ、刹那的に生きる3人の少年の過激な日常を描いた青春ドラマ。主人公タロウ役には、本作が俳優デビューとなるモデルのYOSHIを抜てきし、タロウと行動をともにするエージを菅田将暉、スギオを仲野太賀がそれぞれ演じる。

戸籍も持たず、一度も学校に通ったことのない少年タロウには、エージとスギオという高校生の仲間がいる。エージとスギオはそれぞれ悩みを抱えていたが、タロウとつるんでいる時だけはなぜか心を解き放たれるのだった。空虚なほどだだっ広い町をあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じる3人だったが、偶然にも1丁の拳銃を手に入れたことから、それまで目を背けてきた過酷な現実に向き合うこととなる。

台風家族」(9月6日公開) (PG12)

「箱入り息子の恋」の市井昌秀監督のオリジナル脚本で、草彅剛、MEGUMI中村倫也尾野真千子藤竜也らが演じるひとクセある家族たちの姿を、ブラックユーモアを交えて描いたコメディドラマ。

鈴木一鉄と妻の光子は銀行から2000万円もの大金を強奪し、行方がわからくなっていた。事件から10年たったある日、いまだに所在がわからない両親の仮想葬儀で財産分与をおこなうため、鈴木家の子どもたちが集まる。どんな仕事も長続きしない長男の小鉄は妻の美代子、娘のユズキとともに10年ぶりに実家へ訪れ、長女の麗奈、次男の京介とともに、空の棺おけを2つ並べた見せかけだけの葬儀を始める。葬儀が終わった頃にインターホンが鳴り、間に合わなかった末っ子の千尋がようやく到着したかに思われたが、ドアの外に立っていたのは千尋ではない、チャラチャラした男だった。

長男役の草彅、長男の妻役の尾野、父親役の藤のほか、MEGUMI中村倫也榊原るみらが顔をそろえる。

フリーソロ」(9月6日公開)

ロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登る「フリーソロ」と呼ばれるクライミングスタイルで世界的に知られるクライマー、アレックス・オノルドの緊迫感迫るクライミングに密着したドキュメンタリー。

ナショナル・ジオグラフィック誌の表紙を飾るなど、世界で著名なクライマーの1人として活躍するアレックス・オノルドには、1つの夢があった。それは、世界屈指の危険な断崖絶壁であり、これまで誰もフリーソロで登りきった者はいない、米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。この前人未到のフリーソロのために幾度の失敗と練習を重ねてきたオノルドは、2017年6月3日、ついにエル・キャピタンへの挑戦を開始する。

オノルドが登攀する様子を臨場感あふれるカメラワークで収め、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。監督は、山岳ドキュメンタリー「MERU メルー」も高い評価を得たエリザベス・チャイ・バサルヘリィ&ジミー・チン

荒野の誓い」(9月6日公開)

ファーナス 訣別の朝」でもタッグを組んだクリスチャン・ベールスコット・クーパー監督による、産業革命後の開拓地を舞台にした西部劇。

1892年、産業革命によって急速に開拓地や街へと変貌を遂げつつあるアメリカ・ニューメキシコ州。インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務めるジョー・ブロッカーは、かつて宿敵関係にあったシャイアン族の酋長イエロー・ホークとその家族をモンタナ州へ護送する任務に就く。その道中でコマンチ族の虐殺によって家族を失った過去を持つロザリーと出会い、彼女も旅に加わることとなる。一行はなんとか厳しい辺境地を乗り越えたが、ある地点で互いの協力なしでは生きていけない危機的な状況に陥ってしまう。

ブロッカー役をベール、ロザリー役を「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク、イエロー・ホーク役を「ジェロニモ」「アバター」のウェス・ステューディがそれぞれ演じる。

SHADOW/影武者」(9月6日公開) (PG12)

中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が「HERO」「LOVERS」の主要スタッフと再び組み、「三国志」のエピソード「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして描いた武侠アクション。

戦国時代、沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年の時が流れた。炎国との休戦同盟により平和な時間が続いていたが、若くしてトップの座を継いだ沛国の王は屈辱的な日々に甘んじていた。領土奪還を願う男たちを束ねる同国の重臣・都督は、敵の将軍で最強の戦士としても知られる楊蒼に、手合わせを申し込む。王は都督の勝手な行動に怒りをあらわにするが、王の前にいる都督は影武者だった。本物の都督は、影武者に対して自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていたが……。

「戦場のレクイエム」「人魚姫」のダン・チャオが都督と影武者の2役を演じるほか、都督の妻役を私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。

帰れない二人」(9月6日公開)

「長江哀歌」「罪の手ざわり」などで知られる中国の名匠ジャ・ジャンクーが、ひと組の男女がたどる2001年から18年間の物語を、変わりゆく中国を背景に描いた人間ドラマ。

山西省大同。裏社会で生きる男ビンの恋人チャオは、敵対組織に襲われたビンを助けるために銃を発砲する。5年後、刑期を終えて釈放されたチャオは、ビンを捜して長江を訪れるが、かつてのビンの姿はそこにはなく……。

ジャ・ジャンクー監督の公私にわたるパートナーであるチャオ・タオが主人公チャオ、「薄氷の殺人」のリャオ・ファンが恋人ビンを演じた。第54回シカゴ国際映画祭で監督賞と女優賞を受賞。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

*1:こちらも声の出演であるため、厳密に星野源本人が映画で芝居をやるのは2013年の「地獄でなぜ悪い」以来となる

*2:18禁ともなれば、CMなどはほぼ不可能に近い状態になる