Takaのエンタメ街道

一生を映画に捧ぐと決めたTakaが主に映画・テレビ・音楽について書くブログです。

<更新中> ドルビーアトモス日本公開作品図鑑!


前回はドルビーシネマをご紹介しましたが、今回はドルビーアトモスです。
ドルビーアトモスは日本でも2013年にTOHOシネマズららぽーと船橋イオンシネマ幕張新都心に上陸して以来、徐々に広がってきています。
そこで今回はドルビーアトモスで公開された作品をまとめていきます。
※今回は主に自分がこれまで書き上げたメモとイオンシネマ、ミッドランドスクエアシネマのドルビーアトモスホームページを参考にしながら情報を掲載させていただきます。
※ドルビーシネマで上映されていても、ドルビーアトモス単体の劇場で公開されていなければ、カウントはしないことにします。
www.aeoncinema.com
www.midland-sq-cinema.jp

公開日 作品 備考
2013年11月22日 パシフィック・リム
2013年11月22日 スター・トレック イントゥ・ダークネス
2013年12月13日 ゼロ・グラビティ
2013年12月27日 ハンガー・ゲーム2
2014年1月18日 エンダーのゲーム
2014年2月1日 マイティ・ソー/ダーク・ワールド
2014年2月28日 ホビット 竜に奪われた王国
2014年3月14日 アナと雪の女王
2014年4月25日 アメイジングスパイダーマン2
2014年5月30日 X-MEN:フューチャー&パスト
2014年6月6日 ポリス・ストーリー レジェンド
2014年6月13日 ノア 約束の舟
2014年6月20日 300<スリーハンドレッド> -帝国の進撃-
2014年6月27日 トランセンデンス
2014年7月4日 オール・ユー・ニード・イズ・キル
2014年7月5日 マレフィセント
2014年7月25日 GODZILLA ゴジラ
2014年8月8日 トランスフォーマー/ロストエイジ
2014年8月22日 イントゥ・ザ・ストーム
2014年9月13日 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2014年9月19日 猿の惑星:新世紀 (ライジング)
2014年10月24日 ヘラクレス
2014年11月8日 シカゴ 2週間限定
2014年11月21日 西遊記 -はじまりのはじまり-
2014年12月13日 ホビット 決戦のゆくえ
2014年12月20日 ベイマックス
2015年1月30日 エクソダス:神と王
2015年2月7日 ミュータント・タートルズ
2015年2月21日 アメリカン・スナイパー
2015年3月28日 ジュピター
2015年5月1日 THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦
2015年5月24日 花の詩女 ゴティックメード 9.1ch特別版
2015年6月6日 トゥモローランド
2015年6月20日 マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年7月4日 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
2015年7月10日 ターミネーター:新起動 ジェネシス
2015年8月7日 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
2015年10月31日 PAN ネバーランド、夢のはじまり
2015年11月6日 エベレスト 3D
2015年11月14日 コードネームU.N.C.L.E.
2015年12月18日 スター・ウォーズ/フォースの覚醒
2016年1月16日 白鯨との闘い
2016年2月27日 ザ・ブリザード
2016年3月2日 IMAGINE DRAGONS SMOKE + MIRRORS LIVE 1夜限りの全世界同日上映
2016年3月25日 バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
2016年3月26日 リップヴァンウィンクルの花嫁
2016年4月22日 レヴェナント:蘇りし者
2016年4月29日 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
2016年5月29日 KISS Rocks VEGAS 1劇場限定のジャパン・プレミア上映会
6月12日に1夜限りのアンコール上映会
2016年6月18日 貞子vs伽椰子
2016年6月24日 WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ 一夜限りの上映
2016年7月1日 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
2016年7月1日 Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Dolby Atmos Remix
2016年7月16日 ファインディング・ドリー
2016年7月30日 ターザン:REBORN
2016年8月11日 ジャングル・ブック
2016年9月3日 Hilcrhyme 10th Anniversary FILM 「PARALLEL WORLD」 3D 9月16日までの期間限定
2016年9月10日 スーサイド・スクワッド
2016年9月24日 ハドソン川の奇跡
2016年10月15日 hide 3D LIVE MOVIE "PSYENCE A GO GO" 〜20years from 1996〜
2016年11月23日 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
2016年12月16日 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
2017年1月27日 ドクター・ストレンジ
2017年2月24日 ラ・ラ・ランド
2017年3月5日 ZARD Screen Harmony Live ~25th Anniversary → Forever...! ~
2017年3月10日 モアナと伝説の海
2017年3月25日 キングコング:髑髏島の巨神
2017年4月21日 美女と野獣
2017年5月12日 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
2017年5月20日 BLAME!
2017年5月27日 バイオハザード:ヴェンデッタ
2017年7月1日 パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
2017年8月11日 スパイダーマン:ホームカミング
2017年8月25日 ワンダーウーマン
2017年10月27日 ブレードランナー 2049
2017年11月3日 マイティ・ソー バトルロイヤル
2017年11月23日 ジャスティス・リーグ
2017年12月15日 スター・ウォーズ/最後のジェダイ
2018年2月2日 SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-2016 旅するソングライター “Journey of a Songwriter” 一夜限り、仕事帰りにハマショー 1夜限りの上映
2018年2月16日 グレイテスト・ショーマン
2018年3月1日 ブラックパンサー
2018年4月6日 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
2018年4月7日 ガールズ&パンツァー 最終章 第1話
2018年4月20日 レディ・プレイヤー 1
2018年5月18日 ランペイジ 巨獣大乱闘
2018年6月15日 ニンジャバットマン
2018年6月29日 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
2018年7月13日 ジュラシック・ワールド/炎の王国
2018年8月3日 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2018年8月10日 オーシャンズ8
2018年8月24日 マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー
2018年9月28日 劇場版 Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』総員集結 凱旋公演 10月4日までの期間限定
11月に順次アンコール上映
2018年10月7日 楽天ジャパンオープンテニス2018 男子シングルス決勝 ライブビューイング
2018年11月2日 ヴェノム
2018年11月9日 ボヘミアン・ラプソディ
2018年11月16日 カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019 第1弾「伝説」 11月18日までの期間限定
2018年11月23日 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
2018年12月21日 アリー/スター誕生
2019年1月4日 カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019 第2弾「新年」 1月6日までの期間限定
2019年1月25日 カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019 第3弾「荘厳なミサ」 1月27日までの期間限定
2019年2月1日 メリー・ポピンズ リターンズ
2019年2月8日 ファースト・マン
2019年2月22日 アリータ:バトル・エンジェル
2019年2月22日 カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019 第4弾「感情の波」 2月24日までの期間限定
2019年3月8日 スパイダーマン:スパイダーバース
2019年3月15日 キャプテン・マーベル
2019年3月22日 バンブルビー
2019年3月29日 ダンボ
2019年4月5日 カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン2018-2019 第5弾「人生の旋律」 4月7日までの期間限定
2019年4月26日 アベンジャーズ/エンドゲーム
2019年5月31日 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
2019年6月7日 アラジン
2019年6月14日 メン・イン・ブラック:インターナショナル
2019年6月28日 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
2019年7月12日 トイ・ストーリー4
2019年8月2日 ワイルド・スピード/スーパーコンボ
2019年8月7日 BRING THE SOUL:THE MOVIE 8月18日までの期間限定
2019年8月9日 ライオン・キング
2019年8月16日 ガールズ&パンツァー 最終章 第2話
2019年8月23日 ロケットマン
2019年9月20日 HELLO WORLD
2019年10月4日 ジョン・ウィック:パラベラム
2019年10月18日 マレフィセント2
2019年10月25日 ジェミニマン
2019年11月22日 アナと雪の女王2
2019年12月13日 ジュマンジ/ネクスト・レベル
2019年12月20日 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
2020年1月23日 RADWIMPS ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019 the Film 1月23日・24日の限定上映
2020年1月24日 キャッツ
2020年2月14日 1917 命をかけた伝令
2020年8月28日 UVERworld 男祭り FINAL at TOKYO DOME 9月3日までの期間限定
2020年9月4日 パヴァロッティ 太陽のテノール
2020年10月8日 IMAGINE <イマジン> 前夜祭限定上映
12月4日〜10日に再上映
2020年10月24日 ゲキ×シネ「偽義経冥界歌」
2020年11月26日 相撲道 TOHOシネマズ日本橋にて一夜限定での上映*1
2020年12月18日 ワンダーウーマン 1984
2021年3月26日 モンスターハンター
2021年4月2日 ガールズ&パンツァー 劇場版
2021年5月27日 クルエラ
2021年5月28日 ガールズ&パンツァー 最終章 第3話
2021年6月4日 シドニアの騎士 あいつむぐほし
2021年6月11日 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
2021年6月18日 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
2021年7月2日 ゴジラvsコング
2021年7月8日 ブラック・ウィドウ
2021年7月29日 ジャングル・クルーズ
2021年8月6日 ワイルド・スピード/ジェットブレイク
2021年9月3日 シャン・チー/テン・リングスの伝説
2021年10月1日 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
2021年10月8日 劇場上映版 エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ
2021年10月30日 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア
2021年11月5日 エターナルズ
2021年11月26日 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”
2021年11月26日 ディア・エヴァン・ハンセン
2021年12月3日 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
2021年12月10日 ラストナイト・イン・ソーホー
2021年12月17日 マトリックス レザレクションズ
2021年12月24日 キングスマン:ファースト・エージェント
2022年1月7日 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
2022年1月28日 バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
2022年2月4日 ゴーストバスターズ/アフターライフ
2022年2月11日 エスト・サイド・ストーリー
2022年2月18日 アンチャーテッド
2022年2月25日 シラノ
2022年2月25日 ナイル殺人事件
2022年3月4日 映画 ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021
2022年3月11日 THE BATMAN-ザ・バットマン-
2022年3月18日 SING/シング:ネクストステージ
2022年3月25日 アンビュランス
2022年4月1日 モービウス
2022年4月8日 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
2022年4月28日 ラムシュタイン『ツァイト』 丸の内ピカデリーにて一夜限定での上映*2
2022年5月4日 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
2022年5月27日 トップガン マーヴェリック
2022年6月3日 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
2022年6月24日 ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』
2022年7月1日 バズ・ライトイヤー
2022年7月1日 エルヴィス
2022年7月8日 ソー:ラブ&サンダー
2022年7月15日 キングダム2 遥かなる大地へ
2022年7月29日 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
2022年8月6日 ONE PIECE FILM RED
2022年9月1日 ブレット・トレイン
2022年10月5日 ビリー・ジョエル:ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム 10月5日・9日・21日〜27日に上映
2022年10月22日 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ
2022年12月3日 THE FIRST SLAM DUNK
2022年12月16日 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
2022年12月23日 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
2023年1月13日 ゲキ×シネ『神州無頼街』
2023年1月13日 JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND
2023年1月27日 レジェンド&バタフライ
2023年2月10日 バビロン
2023年2月17日 BLUE GIANT
2023年2月17日 アントマン&ワスプ:クアントマニア
2023年3月3日 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
2023年3月3日 映画ドラえもん のび太と空の理想郷
2023年3月17日 シャザム!〜神々の怒り〜
2023年3月18日 シン・仮面ライダー 3月17日最速上映開催
2023年3月24日 デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム
2023年3月31日 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
2023年4月13日 メタリカ『72シーズンズ:グローバル・プレミア』 一夜限定での上映
2023年4月28日 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
2023年4月28日 聖闘士星矢 The Beginning
2023年5月3日 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
2023年5月19日 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
2023年5月20日 劇場版アイドリッシュセブンLIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
2023年6月2日 劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro
2023年6月9日 リトル・マーメイド
2023年6月9日 エリック・クラプトン アクロス24ナイツ
2023年6月16日 ザ・フラッシュ
2023年6月16日 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
2023年6月23日 TVアニメ「ダークギャザリング」DOLBYATMOS先行上映会 新宿バルト9で行われるイベント上映
2023年6月30日 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
2023年7月10日 "AIMYON 弾き語りLIVE 2022 -サーチライト- in 阪神甲子園球場" DolbyAtmos先行上映会 新宿バルト9とT・ジョイ梅田で行われる完全招待制のイベント上映*3
2023年7月14日 君たちはどう生きるか
2023年7月21日 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
2023年7月28日 キングダム 運命の炎
2023年8月4日 トランスフォーマー/ビースト覚醒
2023年8月18日 SAND LAND
2023年8月25日 MEG ザ・モンスターズ2
2023年9月1日 ホーンテッドマンション
2023年9月15日 グランツーリスモ
2023年9月22日 ジョン・ウィック:コンセクエンス
2023年10月5日 ガールズ&パンツァー』10周年&『最終章』第4話上映記念 『最終章』第1話〜第3話一挙上映+第4話最速上映会
2023年10月6日 ガールズ&パンツァー 最終章』第4話
2023年10月6日 イコライザー THE FINAL
2023年10月13日 テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR *4
2023年10月20日 ザ・クリエイター/創造者
2023年10月20日 キラーズ・オン・ザ・フラワームーン
2023年10月27日 タカラヅカ・レビュー・シネマ 星組公演 1789-バスティーユの恋人たち- リミテッド上映
2023年11月3日 火の鳥 エデンの花
2023年11月3日 ゴジラ-1.0
2023年11月10日 マーベルズ
2023年11月17日 椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常 11月17日〜22日の5日間上映*5
2023年11月29日 コンサート・フォー・ジョージ 1日限定上映*6
2023年12月1日 ナポレオン
2023年12月6日 ミュージカル「エリザベートBlu-ray / DVD発売記念 ドルビーアトモス体験上映 TOHOシネマズ日比谷にて12月6日・7日に上映*7
2023年12月8日 ウォンカとチョコレート工場のはじまり
2023年12月15日 ウィッシュ
2023年12月15日 屋根裏のラジャー
2023年12月21日 Renaissance: A Film by Beyoncé *8
2024年1月5日 エクスペンダブルズ ニューブラッド
2024年1月12日 アクアマン/失われた王国
2024年1月12日 FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023
2024年1月26日 哀れなるものたち 2024年1月19日に先行上映
2024年1月26日 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2024年2月9日 UVERworld KING’S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium
2024年2月23日 マダム・ウェブ
2024年3月1日 ARGYLLE/アーガイル
2024年3月1日 チェッカーズ 1987 GO TOUR at 中野サンプラザ【デジタルレストア版】
2024年3月1日 映画ドラえもん のび太の地球交響楽
2024年3月15日 デューン 砂の惑星 PART2
2024年3月15日 MY SHINee WORLD
2024年3月29日 ゴーストバスターズ/フローズン・サマー
2024年4月5日 ゲキ×シネ『天號星』
2024年4月26日 ゴジラxコング 新たなる帝国
2024年5月17日 ボブ・マーリー:ONE LOVE

今後も随時更新していきます。
ご指摘はこの記事のコメントあるいは下記のツイートにリプを飛ばしていただければ返答します。

*1:

*2:

*3:

*4:2023年10月13日、14日、15日、19日、20日、21日、22日、26日、27日、28日、29日、11月2日、3日、4日、5日の計15日間上映

*5:

*6:

*7:

*8:2023年12月21日、22日、23日、24日、28日、29日、30日、31日の計8日間上映

<更新中>ドルビーシネマ日本公開作品図鑑!

ブログを創設してから1年。「特殊上映図鑑」は当ブログでもよく読まれていますが、そのシリーズをいくつか増やしていこうと思います。

今回はドルビーシネマです。
ドルビーシネマとは最先端の映像技術である「Dolby Vision」と立体音響技術の「Dolby Atmos」を採用し、さらにシネマ体験に最適化されたシアターデザイン(インテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメント)が一体となって楽しむことができる上映設備で、現在、世界中のエンタテインメント企業がドルビーシネマを採用していて、注目が集まっています。
現在はT・ジョイ博多のみですが、来月にはMOVIXさいたま、今秋に丸の内ピカデリーと今後も拡大していくシステムとなりそうです。
そこで今回はドルビーシネマで公開された作品をまとめていきます。
※今回はT・ジョイのドルビーシネマホームページを参考にしながら情報を掲載させていただきます。
※ドルビーシネマで上映されていても、ドルビーアトモス単体での公開がされているものはカウントはしないことにします。
kinezo.jp
www.smt-cinema.com

公開日 作品 備考
2018年11月21日 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 T・ジョイ博多オープン記念上映
2018年11月21日 レディ・プレイヤー1 T・ジョイ博多オープン記念上映
2018年11月23日 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
2018年12月21日 アリー/スター誕生
2019年1月1日 ボヘミアン・ラプソディ
2019年1月11日 クリード 炎の宿敵
2019年2月1日 メリー・ポピンズ リターンズ
2019年2月8日 ファースト・マン
2019年2月8日 アクアマン
2019年2月22日 アリータ:バトル・エンジェル 2月21日前夜祭開催
2019年3月8日 スパイダーマン:スパイダーバース 3/1〜3先行上映
2019年3月15日 キャプテン・マーベル
2019年3月22日 バンブルビー
2019年3月29日 ダンボ
2019年4月19日 シャザム!
2019年4月25日 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー MOVIXさいたまオープン記念上映
2019年4月26日 アベンジャーズ/エンドゲーム
2019年5月3日 名探偵ピカチュウ
2019年5月10日 轢き逃げ 最高の最悪な日 邦画初のドルビーシネマ対応作品
2019年5月31日 ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ
2019年6月7日 アラジン
2019年6月14日 メン・イン・ブラック:インターナショナル
2019年6月21日 X-MEN ダーク・フェニックス
2019年6月28日 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
2019年7月12日 トイ・ストーリー4
2019年8月2日 ワイルド・スピード/スーパーコンボ
2019年8月9日 ライオン・キング
2019年8月23日 ロケットマン
2019年8月30日 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2019年9月6日 マトリックス 製作20周年記念
9月19日までの期間限定
2019年9月20日 アド・アストラ
2019年9月20日 アナベル 死霊博物館
2019年10月4日 ジョーカー 2020年2月7日からアカデミー賞最多ノミネート記念で再上映
2019年10月4日 ジョン・ウィック:パラベラム
2019年10月18日 マレフィセント2
2019年10月25日 ジェミニマン 一部劇場で3D+ in HFR対応
2019年10月31日 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 丸の内ピカデリーにて「IT/イットTHE END」とともにオールナイト上映*1
2019年11月1日 IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。
2019年11月8日 ターミネーター:ニュー・フェイト
2019年11月22日 アナと雪の女王2
2019年11月29日 ドクター・スリープ
2019年12月13日 ジュマンジ/ネクスト・レベル
2019年12月20日 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
2020年1月10日 フォードvsフェラーリ
2020年1月16日 機動戦士ガンダム ガンダム映像新体験TOUR
2020年1月16日 機動戦士ガンダムII 哀・戦士 ガンダム映像新体験TOUR
2020年1月16日 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙 ガンダム映像新体験TOUR
2020年2月14日 1917 命をかけた伝令
2020年3月6日 Fukushima 50 2021年3月5日より「東日本大震災から10年『Fukushima 50』”3.11を忘れない”特別上映」として再上映。
2020年3月20日 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
2020年6月19日 ドクター・ドリトル
2020年7月3日 ベイビー・ドライバー 6月24日からT・ジョイ横浜のオープニング作品として先行公開された後に全国公開。
2020年7月17日 地獄の黙示録 ファイナル・カット 6月26日から丸の内ピカデリーで先行公開された後に全国公開。
2020年7月31日 ダンケルク
2020年8月14日 ワンダーウーマン
2020年9月18日 TENET テネット
2020年10月24日 ゲキ×シネ「偽義経冥界歌」
2020年11月13日 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
2020年11月27日 ガメラ 大怪獣空中決戦 4K HDR版での公開
12月3日までの期間限定
2021年1月15日から2月10日まで再上映
2020年12月4日 AKIRA
2020年12月18日 ワンダーウーマン 1984
2021年1月8日 ラ・ラ・ランド
2021年2月11日 ガメラ2 レギオン襲来 4K HDR版での公開
2021年3月26日 モンスターハンター
2021年3月27日 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
2021年4月2日 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ガンダム映像新体験TOUR
4月15日までの期間限定
2021年4月16日 ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 4K HDR版での公開
4月16日から丸の内ピカデリー梅田ブルク7にて先行公開された後に5月15日に全国公開。
2021年4月16日 名探偵コナン 緋色の弾丸
2021年6月11日 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
2021年6月12日 シン・エヴァンゲリオン劇場版 「3.0+1.0」バージョンでの上映*2
2021年6月18日 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
2021年6月18日 モータルコンバット
2021年6月18日 ザ・ファブル 殺さない殺し屋
2021年7月2日 ゴジラvsコング
2021年7月30日 イン・ザ・ハイツ
2021年8月6日 ワイルド・スピード/ジェットブレイク
2021年8月13日 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
2021年8月13日 フリー・ガイ
2021年8月27日 劇場版 アーヤと魔女
2021年8月27日 スペース・プレイヤーズ
2021年8月27日 サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
2021年9月3日 シャン・チー/テン・リングスの伝説
2021年9月10日 竜とそばかすの姫
2021年9月17日 レミニセンス
2021年10月1日 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
2021年10月1日 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
2021年10月15日 DUNE/デューン 砂の惑星
2021年11月3日 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” ドルビーシネマ先行公開*3
以降再上映あり
2021年11月26日 エターナルズ
2021年11月26日 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア
2021年12月3日 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
2021年12月10日 ラストナイト・イン・ソーホー
2021年12月17日 マトリックス レザレクションズ
2021年12月24日 キングスマン: ファースト・エージェント
2022年1月7日 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
2022年1月7日 劇場版「銀河鉄道999 4K HDRリマスター版での公開
2022年1月14日 さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- 4K HDRリマスター版での公開
2022年2月4日 ゴーストバスターズ/アフターライフ
2022年2月5日 劇場版 呪術廻戦 0
2022年2月11日 エスト・サイド・ストーリー
2022年2月18日 アンチャーテッド
2022年2月25日 ナイル殺人事件
2022年3月11日 THE BATMAN-ザ・バットマン-
2022年3月25日 ナイトメア・アリー
2022年4月1日 モービウス
2022年4月8日 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
2022年4月15日 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
2022年5月4日 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
2022年5月13日 バブル
2022年5月27日 トップガン マーヴェリック
2022年6月3日 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
2022年6月10日 シン・ウルトラマン
2022年7月1日 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
2022年7月1日 エルヴィス
2022年7月1日 バズ・ライトイヤー
2022年7月8日 ソー:ラブ&サンダー
2022年7月15日 キングダム2 遥かなる大地へ
2022年7月29日 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
2022年8月13日 ONE PIECE FILM RED
2022年8月19日 ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」
2022年9月1日 ブレット・トレイン
2022年9月23日 アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター 10月6日までの期間限定
2022年9月30日 映画 ゆるキャン△
2022年10月28日 アムステルダム T・ジョイ横浜、T・ジョイ博多のみ上映
2022年11月3日 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ
2022年11月3日 デュラン・デュラン:ハリウッド・ハイ
2022年11月11日 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバ
2022年12月2日 ブラックアダム
2022年12月10日 THE FIRST SLAM DUNK
2022年12月16日 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
2022年12月24日 すずめの戸締まり
2023年1月6日 JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND ドルビーシネマ先行公開*4
2023年1月20日 RRR 1月26日までの期間限定*5
以降再上映あり
2023年1月27日 レジェンド&バタフライ
2023年2月3日 ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」
2023年2月10日 バビロン *6
2023年2月10日 タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター 2月23日までの期間限定
2023年2月17日 アントマン&ワスプ:クアントマニア
2023年2月25日 ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
2023年3月17日 シャザム!〜神々の怒り〜
2023年3月24日 シン・仮面ライダー
2023年3月31日 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
2023年4月14日 名探偵コナン 黒鉄の魚影
2023年4月28日 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 5月26日より3D吹替版(特別日本語版)で上映
2023年4月28日 聖闘士星矢 The Beginning
2023年5月3日 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
2023年5月19日 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
2023年5月26日 クリード 過去の逆襲
2023年5月26日 かがみの孤城
2023年6月9日 リトル・マーメイド
2023年6月16日 ザ・フラッシュ
2023年6月16日 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
2023年6月24日 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
2023年6月30日 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
2023年7月7日 ハリー・ポッターと賢者の石 ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッターオープン記念で上映
2023年7月14日 君たちはどう生きるか
2023年7月21日 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
2023年7月28日 キングダム 運命の炎
2023年8月4日 トランスフォーマー/ビースト覚醒
2023年8月11日 バービー
2023年8月18日 ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 -海賊女王の帰還-」
2023年8月25日 MEG ザ・モンスターズ2
2023年9月1日 ホーンテッドマンション
2023年9月15日 グランツーリスモ
2023年9月22日 ジョン・ウィック:コンセクエンス
2023年10月6日 イコライザー THE FINAL
2023年10月13日 死霊館のシスター 呪いの秘密
2023年10月20日 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
2023年10月20日 キラーズ・オン・ザ・フラワームーン
2023年10月27日 オズの魔法使 第36回東京国際映画祭での上映*7
2023年11月3日 ゴジラ:-1.0
2023年11月10日 マーベルズ
2023年11月17日 タカラヅカ・レビュー・シネマ 星組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』リミテッド上映
2023年12月1日 エクソシスト 信じる者
2023年12月1日 ナポレオン
2023年12月8日 ウォンカとチョコレート工場のはじまり
2023年12月15日 ウィッシュ
2023年12月15日 屋根裏のラジャー
2023年12月29日 劇場版 SPY×FAMILY CODE:White
2024年1月5日 エクスペンダブルズ ニューブラッド
2024年1月12日 アクアマン/失われた王国
2024年1月12日 FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023 ドルビーシネマ先行公開*8
2024年2月9日 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2024年2月9日 カラーパープル
2024年2月23日 マダム・ウェブ
2024年2月23日 ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ
2024年3月1日 ARGYLLE/アーガイル
2024年3月1日 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 4K Ultra HD Blu-rayの発売記念に丸の内ピカデリーにて上映*9
2024年3月9日 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
2024年3月15日 デューン 砂の惑星 PART2 3月8日〜10日に先行上映
2024年3月29日 ゴーストバスターズ/フローズン・サマー
2024年3月29日 オッペンハイマー
2024年4月12日 名探偵コナン 100万ドルの五稜星
2024年4月26日 ゴジラxコング 新たなる帝国
2024年5月17日 ボブ・マーリー:ONE LOVE
2024年6月7日 【推しの子】Mother & Children
2024年7月12日 キングダム 大将軍の帰還

今後も随時更新していきます。
ご指摘はこの記事のコメントあるいは下記のツイートにリプを飛ばしていただければ返答します。

*1:

*2:同日より通常劇場にて修正を加えた「3.0+1.11」バージョンが公開されているが、現在、ドルビーシネマにて修正バージョンの上映は未定。

*3:先行公開した後に11月26日に一般劇場でも公開。

*4:先行公開した後に1月13日に一般劇場でも公開

*5:一部劇場では続映はされた。

*6:2月10日から2月16日までは必要な修正ができておらず、「R18+」区分相当の内容となっていたことから「R18+」区分として上映をし、2月17日以降の上映は修正された「R15+」区分の本編映像となった。https://babylon-movie.jp/babylon-movie/2023/02/14/info15/?doing_wp_cron=1676578039.7270529270172119140625

*7:第36回東京国際映画祭にてワーナー・ブラザース創立100周年記念として丸の内ピカデリーのみで10月27日〜11月1日に上映される。

*8:先行公開した後に1月19日に一般劇場でも公開

*9:

<週刊興行批評>「キャプテン・マーベル」は初登場2位!2位じゃダメなんでしょうか?

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今週は初登場した「キャプテン・マーベル」と「映画 プリキュアラクルユニバース」の興行について書いていきます。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」。土日2日間で動員36万人9000人、興収4億3800万円をあげ、累計では動員175万人、興収20億円を突破している。

2位は初登場キャプテン・マーベル」。土日2日間で動員27万9000人、興収4億2700万円をあげ、初日からの3日間では動員40万人、興収6億1000万円を突破している。

3位は初登場映画 プリキュアラクルユニバース」。土日2日間で動員22万2000人、興収2億4800万円をあげ、春のプリキュア映画歴代No.1のスタートとなった。

4位は「翔んで埼玉」。累計で動員156万人、興収20億円を突破。

5位は初登場君は月夜に光り輝く」。土日2日間で動員11万8000人、興収1億4300万円をあげ、初日からの3日間で動員16万人、興収1億9000万円を突破している。

6位は「グリーンブック」。累計で動員89万人、興収11億円を突破。

7位は初登場えいがのおそ松さん」。

8位は「運び屋」。

9位は「スパイダーマン:スパイダーバース」。

10位は「僕の彼女は魔法使い」。

公開19週目にして惜しくもランク外となってしまった「ボヘミアン・ラプソディ」は累計興収は125億円を突破。最終興収124億円をあげた「美女と野獣」を抜き歴代興収ランキング18位としている。

 

2.興行チェック!「キャプテン・マーベル

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今週初登場2位にランクインしたのがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作「キャプテン・マーベル」。

残念ながら、春休み映画にとって最強の宿敵である「ドラえもん」を突破することは出来なかったが、果たして2位でヒットはしているだろうか?

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MCUの日本での成績を比較してみました。初週末の興行収入を比較したのが下の図。

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キャプテン・マーベル」はMCUの中でも歴代6位のオープニング成績。上位5本はアベンジャーズシリーズやスパイダーマンが出演している作品と考えるとかなりのヒットではないのでしょうか?

ちなみに今週のドラえもんとの成績との差は1100万円。決して大差とは言えない成績となっています。

記事のタイトルにある通り、たとえ2位だったとしてもそれは惜しい2位なのです。

単独作品ながらしっかりとヒットしているこの現状。高評価ということもあり、興収15〜20億円を期待してもいいんじゃないでしょうか?

そして、来月には「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開。こちらも期待が高まりますね…

 

3.興行チェック!「映画 プリキュアラクルユニバース」

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さあ、女性ヒーローといえば日本にはプリキュアがいるではないかということで、「キャプテン・マーベル」につづいて3位に初登場したのが「映画 プリキュアラクルユニバース」。

こちらも毎年恒例、春のプリキュア映画だ。

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プリキュアがクロスオーバーしている映画の比較はご覧の通り。昨年春に公開された「プリキュアスーパースターズ!」超えのオープニングとなったので、久々の春休みプリキュア映画で10億円を超えるか?

 

4.今週の注目作

L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」(3月21日公開)

2014年に剛力彩芽山崎賢人の主演で映画化され、「壁ドン」ブームの火付け役ともなった渡辺あゆの人気漫画を上白石萌音杉野遥亮横浜流星の共演で再映画化。

高校3年生の西森葵は学校一のイケメン・久我山柊聖の家でボヤ騒ぎを起こしたことがきっかけとなり、柊聖が葵の家で一緒に暮らすことに。次第に惹かれあう2人は付き合うこととなり、幸せな同居生活を送っていたが、アメリカから突然、柊聖のいとこ・久我山玲苑がやってくる。2人は必死に同居の秘密を隠そうとするが、あっさりとバレてしまい、葵と柊聖、そして2人を引き離そうとする玲苑による3人の同居生活がスタートするが……。

葵役を上白石、柊聖役を杉野、玲苑役を横浜がそれぞれ演じる。14年版の監督を務めた川村泰祐がふたたびメガホンを取った。

PRINCE OF LEGEND」(3月21日公開)

EXILE TRIBE」のメンバーが総出演して話題を集めた「HiGH&LOW」プロジェクトの製作陣が、ドラマ、映画、ゲーム、ライブなどを連動して新たに展開する「プリンスバトルプロジェクト」の長編映画。さまざまなキャラクターの14人の王子たちがなぜ伝説の王子を目指すことになったのかを描いた、2018年10月放送のテレビドラマシリーズ「PRINCE OF LEGEND」のクライマックスが描かれる。

本物のセレブたちが集う名門・聖ブリリアント学園。3年に1度開催となる「伝説の王子選手権」で優勝した者のみが「伝説の王子」として認められる。王子たちの憧れの存在である成瀬果音が「伝説の王子になった人とお付き合いしようかなあ」と言ったことをきっかけに、14人の王子たちによる「3代目伝説の王子」の座を賭けた激しいバトルが展開する。

出演は片寄涼太鈴木伸之佐野玲於清原翔、町田啓太、飯島寛騎ら。ヒロインの果音を演じるのは、CMやドラマで活躍する新進女優の白石聖

カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」」(3月21日公開)

口コミで大ヒットを記録し、社会現象ともなった「カメラを止めるな!」のスピンオフ作品。「カメ止め」監督の上田慎一郎が製作総指揮・脚本を手がけ、同作で助監督を務めた中泉裕矢がメガホンをとった。

アメリカ、ハリウッドのレストランでウェイトレスをしている千夏は、過去のある出来事から声が出なくなってしまい、髪を金色に染めてホリーと名乗り、新しい人生を歩もうとしていた。しかし、ある日ハリウッドにゾンビが現れ、人々を襲い始め……。

「カメ止め」でも活躍した真魚演じる日暮真央を主人公に、約17分間の長回しやどんでん返しなど、本家「カメ止め」の特長やおなじみのセリフなどを踏襲して描いた。真魚のほか、濱津隆之しゅはまはるみ秋山ゆずき、どんぐり(竹原芳子)らおなじみのメンバーも出演。インターネットテレビ局「AbemaTV」で2019年3月2、8、9日の3日間放送されて好評を博し、「カメ止め」を最初に劇場公開した都内2館のうちの1館である池袋シネマ・ロサで期間限定上映。

バンブルビー」(3月21日先行上映・3月22日公開)

大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター、バンブルビーを主役に、シリーズの始まりを明らかにする物語。シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描く。

父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。

アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラヴィス・ナイト監督が、自身初の実写映画監督として手がけ、「トランスフォーマー」シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外の監督がメガホンをとった。少女チャーリーを演じるのは、女優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルド

ブラック・クランズマン」(3月22日公開)

黒人刑事が白人至上主義団体「KKKクー・クラックス・クラン)」潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、「マルコムX」のスパイク・リー監督が映画化。

1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまう。しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚の白人刑事フリップに協力してもらうことに。電話はロン、対面はフリップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていくが……。

主人公ロンを名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン、相棒フリップを「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバーが演じる。第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。第91回アカデミー賞では作品、監督など6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

ビリーブ 未来への大逆転」(3月22日公開)

博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ主演で、実話をもとに史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いたドラマ。

のちにアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。

ルース役をジョーンズが演じるほか、彼女を支え続ける夫役を「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマー、伝説の弁護士役を「ミザリー」のキャシー・ベイツがそれぞれ演じる。監督は「ディープ・インパクト」のミミ・レダー。

美人が婚活してみたら」(3月23日公開) (PG12)

漫画アプリ「Vコミ」で長期間ランキング1位を獲得し続けた人気コミックを、「二十六夜待ち」の黒川芽以主演で実写映画化。

不倫の恋ばかりしてきた30代の美人デザイナー・タカコは、ある大きな恋を終えた途端に燃え尽き症候群に陥ってしまう。親友の漫画家ケイコに後押しされて自分を変えるべく一念発起したタカコは、勢いで婚活サイトに登録。やがて知り合った2人の男性の間で揺れ動くが、結婚そのものが目的となっているタカコに、ケイコは怒りを募らせていく。タカコの婚活を面白がっているように見えたケイコは、実は自分自身が結婚に苦しんでいたのだった。そしてついに、タカコとケイコはケンカしてしまい……。

テレビドラマ「卒業バカメンタリー」で脚本家デビューしたお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが脚本を手がけ、「勝手にふるえてろ」の大九明子監督がメガホンをとる。

コンジアム」(3月23日公開)

CNNが選出した世界7大心霊スポットにも数えられた実在の廃病院「コンジアム精神病院」を舞台に、忌まわしい場所に足を踏み入れた若者たちの運命をPOV形式で描いた韓国製ホラー。

YouTubeで恐怖動画を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が一般参加者を募り、数々の都市伝説を生んだ心霊スポットであるコンジアム精神病院からのライブ中継を計画する。主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を持ち込み、深夜0時に探索を開始。ハジュンが仕掛けた演出も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていくが、次第にハジュンの想定を超えた怪現象が次々と起こり始める。

キャストに小型カメラを装着して大半のシーンを彼ら自身に撮影させるという手法をとり、リアリティと臨場感を追求した。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

<週刊興行批評>「スパイダーマン:スパイダーバース」の宣伝が的を射ている件

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今週は初登場した「運び屋」と「スパイダーマン:スパイダーバース」の興行について書いていきます。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」。土日2日間で動員52万人、興収6億1200万円をあげ、累計では早くも動員127万人、興収15億円に届く勢いだ。

2位は「翔んで埼玉」。土日2日間で動員19万9000人、興収2億7000万円をあげ先週に引き続きオープニングの週末を上回る勢いの衰えない興行となっている。累計では動員118万人、興収15億円を突破した。

3位は「グリーンブック」。土日2日間で14万4000人、興収1億9000万円をあげ、累計で動員60万人、興収7億5000万円を突破した。10日(日)には、多くの劇場で前週を上回る高稼働となっており、今後も腰の強い興行が見込めそうだ。

4位は初登場運び屋」。土日2日間で動員11万6000人、興収1億4600万円をあげ、初日からの3日間では動員15万7000人、興収1億9000万円を突破している。

5位は初登場スパイダーマン:スパイダーバース」。土日2日間で動員9万8000人、興収1億6000万円をあげ、先週3月1日〜3日に行われたIMAXやドルビーシネマでの先行上映を含めた累計では動員15万人、興収2億5000万円を突破している。

6位は「僕の彼女は魔法使い」。

7位は「ボヘミアン・ラプソディ」。累計興収は123億6000万円を突破し、先週に引き続き、歴代19位となっている。

8位は「フォルトゥナの瞳」。累計で動員83万人、興収10億円を突破した。

9位は初登場劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」。

10位は初登場PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」」。成績としては3部作の中で最高のスタートとなっている。

 

2.興行チェック!「運び屋」

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初登場4位を記録したのがクリント・イーストウッド監督の新作にして、「人生の特等席」以来6年ぶりの主演作*1「運び屋」がランクイン。

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ここ10年間のイーストウッド映画をまとめてみた。

日本でもネームバリューはあるイーストウッド監督。90歳を間近に迫ってもなお毎年のように新作を届けてるのは凄いと感じる。

今回も評価は高く、リピーター次第では10億を超えるのではないかと予想。

 

3.興行チェック!「スパイダーマン:スパイダーバース」

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そして、初登場5位にランクインしたのは今年のアカデミー賞長編アニメーション賞受賞作「スパイダーマン:スパイダーバース」。

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近年のスパイダーマン映画では物足りない成績と感じるかもしれないが、公開館数は他と比べても少なく、4位の「運び屋」が238館と考えれば、この順位も妥当といったところだろうか?

自分も鑑賞をしてきたが、スパイダーマンの中でもアメコミ映画、いやここ最近観た映画の中でも飛び抜けた傑作だと思えるくらいよかった(ブログに書きたいが、まだ書けてない)…

にしても、個人的にこの映画の宣伝方法は良く出来てると思う。

公開日をアカデミー賞直後、さらに公開時期を春休みに設定したことで親子で観てもらえる姿勢を作り上げた(アメリカの公開時期がクリスマスシーズンだったのでそれに合わせた作風もあったりと春休み公開はあまり正解ではないが…)。

さらに、アカデミー賞発表直前にはIMAXやドルビーシネマでの1週間前の先行上映開催を発表。

これはおそらく本国での高評価やアカデミー賞最有力の声を聞き、アカデミー賞発表直後の週末にまずは映画ファンが来るIMAXを狙って先行上映をやる計算だったのだろう。

確かにその前にもIMAX試写会を行なったり、テレビCMはあまり見かけなかった。これはネットでのクチコミで盛り上げようという宣伝であることは間違いない。

そして、それは見事に的を射た宣伝方法である。

今後の状況次第では10億超えは全然イケると思われる。ぜひとも、劇場へ足を運んでいただきたい。

 

4.今週の注目作

キャプテン・マーベル」(3月15日公開)

マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクションエンタテインメント。アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。

1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。

「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンキャプテン・マーベル役で主演。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンのほか、ジュード・ロウらが共演。監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。

君は月夜に光り輝く」(3月15日公開)

電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の同名デビュー小説を永野芽郁北村匠海の主演、「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督のメガホンで映画化。

高校生の岡田卓也が出会った同級生の渡良瀬まみずは、不治の病である発光病で入院生活を送っていた。細胞の異常によって皮膚が発光するその病気は、死が近づくにつれて光が強くなり、成人するまで生存した者はいない。卓也は、病院から外出が許されないまみずに代わり、彼女の願いを実行し、その感想を彼女に伝える「代行体験」を始め、まみずは卓也との代行体験を通し、人生の楽しみを覚える。次第に2人の距離は縮まっていくが、卓也とまみずは避けることができない死の恐怖に襲われる。まみず役を永野、卓也役を北村がそれぞれ演じる。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(3月15日公開)

レディ・バード」のシアーシャ・ローナン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが16世紀の英国を生きた2人の女王を演じた歴史ドラマ。

16歳でフランス王妃となりながら、フランス王フランソワ2世崩御により18歳で未亡人となったメアリーは、故郷のスコットランドに帰国。再び王位の座に就くが、当時のスコットランドではプロテスタント教徒の勢力が増しており、彼らは女性君主は神の意に反すると、女王メアリーの存在を快く思っていなかった。メアリーは家臣の陰謀や内乱などによって何度も王座を追われそうになり、厳しい運命に翻弄されていく。一方、イングランドを統治するエリザベスは、自分と違い美しく、結婚もして子どもを産んだメアリーに、複雑な思いを抱いていた。王位継承権をめぐりライバルもであるメアリーとエリザベスは、複雑な感情を抱きながらも互いに魅了されていき、男性社会の中で孤軍奮闘する女性として激動の時代を駆け抜けていく。

ケイト・ブランシェット主演の「エリザベス」を手がけたプロデューサー陣が、エリザベスと同時代に生きたメアリーに着目して製作。メアリー役をローナン、エリザベス役をロビーがそれぞれ演じる。監督は、ロンドンの演劇界で活躍する女性演出家で、映画監督はこれがデビュー作となるジョージー・ルーク。

えいがのおそ松さん」(3月15日公開)

赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、ニートの大人になってしまった松野家の6つ子の兄弟が繰り広げる日常を描いて人気を集めたギャグアニメ「おそ松さん」の劇場版。

ある日、高校の同窓会にやってきた、おそ松たち6つ子は、ちゃんとした大人に成長し、社会人として全うに働く同級生たちとの再会で、対照的に冴えない自分たちの現実に打ちのめされる。やけ酒をあおり眠ってしまったおそ松たちが翌朝目を覚ますと、周囲にはいつもと違うがどこか見覚えのある風景が広がっていた。そこが「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中のこの時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられた6つ子たちは、真実を確かめるため、18歳の自分たちに会うことに……。

まく子」(3月15日公開)

直木賞作家・西加奈子の同名小説を映画化し、小さな温泉街に住む少年が転入生の不思議な少女との出会いを通して成長していく姿を描いた人間ドラマ。

温泉街で暮らす小学5年生の慧は、子どもと大人の狭間で戸惑っていた。そんなある日、彼の学校に不思議な魅力の美少女コズエが転入してくる。コズエが抱える大きな秘密を知ることで、慧が今まで見てきた世界は優しく塗り替えられていく。

真夏の方程式」の山崎光が慧役で映画初主演を務め、物語のカギを握る謎の転入生コズエ役には本作が2度目の映画出演となる新星・新音を抜擢。慧の父・光一役を草なぎ剛、母・明美役を須藤理彩が演じる。監督は、長編第1作「くじらのまち」が国内外で高く評価された新鋭・鶴岡慧子。

映画プリキュアミラクルユニバース」(3月16日公開)

人気アニメ「プリキュア」劇場版シリーズの通算26作目。2019年2月に放送を開始し、「プリキュア」史上初めて宇宙を舞台にした作品として話題の「スター☆トゥインクルプリキュア」を筆頭に、前作「HUGっと!プリキュア」、前々作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3作品のプリキュアが共演する。

プリキュア」劇場版シリーズではおなじみになっている応援アイテムで、プリキュアたちに不思議な力を届ける「ミラクルライト」の秘密をめぐり、プリキュアたちが宇宙を舞台に冒険を繰り広げる。ある日、星を見ていたら宇宙にワープしてしまった星奈ひかる。そこで星たちの光が消え、世界が闇に包まれてしまう危機が目前に迫っていることを知った彼女は、宇宙の光を取り戻すため奮闘する。

ラクルライトを作っている惑星ミラクルの大統領の側近で、宇宙警備隊の隊員ヤンゴ役で、「進撃の巨人」「七つの大罪」などの人気声優・梶裕貴が「プリキュア」シリーズに初出演。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

*1:監督と主演の兼業では「グラン・トリノ」以来10年ぶり

<週刊興行批評>日本でアカデミー賞効果ってあるの?

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今週は初登場した「映画ドラえもん のび太の月面探査記」とアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」の興行について書いていきます。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は初登場映画ドラえもん のび太の月面探査記」。土日2日間で動員58万6000人、興収6億9600万円をあげ、初日から3日間の累計では動員64万5000人、興収7億5700万円を突破する大ヒットスタートとなっている。

2位は「翔んで埼玉」。土日2日間で動員20万5000人、興収2億8100万円をあげ、動員、興収共に1週目を上回る快挙を成し遂げた。学生からシニア層まで幅広い層を集客しており、平日の稼働も好調ということで、累計で動員73万人、興収9億5000万円を突破しており、配給元では最終興収30億を見越しているようだ。

3位は初登場グリーンブック」。土日2日間で動員15万4000人、興収2億円をあげ、初日からの累計では動員23万4000人、興収2億9000万円を突破している。

4位は「僕の彼女は魔法使い」。累計興収は3億8000万円に迫っている。

5位は「アリータ:バトル・エンジェル」。累計興収は6億8000万円を突破。

6位は「フォルトゥナの瞳」。累計で動員68万人、興収8億8000万円を突破。

7位は「ボヘミアン・ラプソディ」。アカデミー賞で主演男優賞を含む最多4冠を果たし、先週の9位から7位へと順位をあげた。累計では動員879万人、興収121億5000万円を突破し、「風立ちぬ」を抜き歴代興収ランキング19位となった。

8位は「マスカレード・ホテル」。累計で動員329万人、興収42億円を突破。

9位は「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」。累計興収は12億円を突破。

10位は「アクアマン」。累計で動員98万人、興収14億円を突破。

また、高橋一生川口春奈主演の「九月の恋と出会うまで」は初日からの累計が動員7万905人、興収8776万8200円で11位スタートを切っている。

 

2.興行チェック!「映画ドラえもん のび太の月面探査記」

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初登場1位を輝いたのは春休みの定番ドラえもんシリーズ39作目。

直木賞作家の辻村深月が初めて映画の脚本を手掛け、主題歌に平井大、ゲスト声優には広瀬アリス中岡創一 (ロッチ)、高橋茂雄 (サバンナ)、柳楽優弥吉田鋼太郎といった豪華キャストを迎え、月を舞台にしたことも話題の1作だ。

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ドラえもんの声優陣を変えた2006年以降の興行比較をしてみた。最近は40億を超え、昨年はついに50億の大台を超えた。

しかし、今年は初週末が昨年を下回る成績となったが、40億は超えるヒットは充分にあり得る。40年へ向けてまだまだネコ型ロボットの国民的人気は衰えない。

 

3.興行チェック!「グリーンブック」

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初登場3位には今年のアカデミー賞で作品賞・脚本賞助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞した「グリーンブック」。

土日2日間で動員15万4000人、興収2億円を記録したわけだが、ふと疑問に思った。

アカデミー賞作品賞という宣伝文句って日本では通用するの?」

そう考え、2010年代に公開されたアカデミー賞作品賞受賞作の興行をまとめてみた。

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スクリーン数は初動時の数である。100館以上で公開した作品もあれば、40館程度でしか公開を始めない作品もあったり、累計興収も大体4億円程度と宣伝文句と言ってもそんなに売り文句になるほどには日本では通用しないのではないかと感じる。

あと、こうやってまとめてみて改めて個人的に気づいたことだが、作品賞受賞作の記憶が曖昧だった。あれ?これ受賞したっけ??というくらい5年前とかの受賞作の印象が薄かったのである。

アカデミー賞は別に人気の作品が受賞するわけでもないし、日本のニュースでも作品賞はお触り程度にしか触れないので、一般のお客さんなんかはアカデミー賞作品賞受賞作と言われても、「?」を浮かべるしかないのかもしれない。

こればかりは日本で受ける内容でもない限りはヒットというものには結びつかない。アカデミー賞作品賞なんかはそんなのは尚更通用しないのかもしれない。

とごちゃごちゃ言ってきたが、「グリーンブック」はその中でも上手くいった部類に入る。興収10億を超えるかは難しいが、期待したいところだ。

 

4.今週の注目作

スパイダーマン スパイダーバース」(3月8日公開)

時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメーション映画。

ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレス。実は彼はスパイダーマンでもあるのだが、まだその力をうまくコントロールできずにいた。そんな中、何者かによって時空が歪めらる事態が発生。それにより、全く異なる次元で活躍するさまざまなスパイダーマンたちがマイルスの世界に集まる。そこで長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカーと出会ったマイルスは、ピーターの指導の下で一人前のスパイダーマンになるための特訓を開始する。

ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3人が監督を務め、「LEGO®︎ムービー」のフィル・ロードクリストファー・ミラーが製作を担当。第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。

運び屋」(3月8日公開)

巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。

家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。

脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンクイーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーンアンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。

シンプル・フェイバー」(3月8日公開) (PG12)

アナ・ケンドリックブレイク・ライブリーという人気女優が共演し、ダーシー・ベルのサスペンスミステリー小説「ささやかな頼み」を映画化。突如失踪した女性の行方を追ううちに、うごめく嫉妬や羨望、女の友情と利害、秘密と過去などが徐々に浮かび上がっていく様を描く。監督は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「ゴーストバスターズ」のポール・フェイグ

ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニーは、同じクラスに息子を通わせるエミリーと親しくなる。事故で夫を失い、保険金を切り崩しながら子育てをしている気立ての良いステファニーと、スランプに陥っている作家の夫との仲もむつまじく、華やかなファッション業界で働くどこかミステリアスなエミリー。2人は何もかも対照的だったが、お互いの秘密を打ち解けあうほど親密になっていく。そんなある日、エミリーが突然失踪してしまい、ステファニーは彼女の行方を追うが……。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」」(3月8日公開) (PG12)

人間のあらゆる心理状態や性格傾向を数値化する近未来の管理社会を舞台に、犯罪に関する数値が規定値を超えた犯行前の「潜在犯」を追う刑事たちを描いた人気アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の劇場版3部作の第3弾。

2116年に起きた東南アジア連合「SEAUn」での事件後、狡噛慎也は流浪の旅を続けていた。そんな中、南アジアの小国で武装ゲリラに襲われた難民たちを救った狡噛は、その中にいた少女テンジンから、仇討ちのために戦い方を学びたいと懇願される。

監督はテレビシリーズと15年公開の劇場版を手がけた塩谷直義。脚本もテレビシリーズ第1期と劇場版の深見真が脚本。

ウトヤ島、7月22日」(3月8日公開)

2011年7月22日にノルウェーウトヤ島で起こった無差別銃乱射事件を、生存者の証言に基づき映画化。97分間の本編のうち、事件の発生から収束までの72分間をワンカットで描いた。

11年7月22日、ノルウェーの首都オスロの政府庁舎前で車に仕掛けられていた爆弾が爆発する。世間が混乱する中、オスロから40キロ離れたウトヤ島で今度は銃乱射事件が起こり、同地でノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加してた10~20代の若者たちが犠牲になった。犯人は32歳のノルウェー人のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクという男で、極右思想の持ち主であるブレイビグは、政府の移民政策に不満を抱きテロを計画。政府庁舎前の爆弾で8人、ウトヤ島の銃乱射で69人と、単独犯としては史上最多となる77人の命を奪った。映画は同テロ事件のうちウトヤ島での惨劇に焦点を当て、サマーキャンプに参加していた主人公の少女カヤの視点から、事件に巻き込まれた若者たちが恐怖や絶望の中で必死に生き抜こうとする姿をリアリズムたっぷりに描いた。

監督は「ヒトラーに屈しなかった国王」「おやすみなさいを言いたくて」のエリック・ポッペ。18年・第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

マイ・ブックショップ」(3月9日公開)

イギリスの文学賞ブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルドの小説を「死ぬまでにしたい10のこと」「しあわせへのまわり道」のイザベル・コイシェ監督が映画化。

1959年イギリスのある海岸地方の町。書店が1軒もないこの町でフローレンスは戦争で亡くなった夫との夢だった書店を開業しようとする。しかし、保守的なこの町では女性の開業はまだ一般的ではなく、フローレンスの行動は住民たちに冷ややかに迎えられる。40年以上も自宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会ったフローレンスは、老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せる。そんな中、彼女をよく思わない地元の有力者夫人が書店をつぶそうと画策していた。

フローレンス役を「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・モーティマーが演じるほか、「しあわせへのまわり道」のパトリシア・クラークソン、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイらが顔をそろえる。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

<週刊興行批評>37年の時を経て実写化した「翔んで埼玉」がヒットしている件

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今週は初登場した「翔んで埼玉」、「アリータ:バトル・エンジェル」、「僕の彼女は魔法使い」について書いていきます。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は初登場翔んで埼玉」。土日2日間で動員19万1000人、興収2億5900万円をあげ、初日から3日間の累計では動員24万8000人、興収3億3100万円をあげるヒットスタートを切った。

2位は初登場アリータ:バトル・エンジェル」。土日2日間で動員15万2000人、興収2億4800万円をあげた。また、IMAX、3D、4DX等のプレミアム・フォーマットが高稼働しており、3日間の累計では興収3億4300万円を記録。1位の『翔んで埼玉』を超える好調なスタートとなっている。

3位は初登場僕の彼女は魔法使い」。初日から3日間の累計で動員16万1095人、興収2億187万3750円をあげた。

4位は「フォルトゥナの瞳」。土日2日間で動員10万4000人、興収1億4000万円をあげ、累計で動員48万人、興収6億2300万円を突破した。

5位は「マスカレード・ホテル」。累計で動員312万人、興収40億円を突破した。

6位は「七つの会議」。累計で動員143万人、興収17億円を突破。

7位は「アクアマン」。累計で動員86万人、興収12億円を突破。

8位は「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」。累計興収は10億円を突破。

9位は「ボヘミアン・ラプソディ」。累計で動員861万人、興収119億円を突破し、歴代興収ランキングでは20位に。アカデミー賞4部門受賞の追い風でさらなる記録更新が期待される。

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10位は「コードギアス 復活のルルーシュ」。

 

2.興行チェック!「翔んで埼玉」

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今週初登場1位になったのは「パタリロ!」で知られる魔夜峰央の同名コミックを実写映画化した「翔んで埼玉」だ。

ちなみに原作が発表されたのはウィキペディアによると1982年の「花とゆめ」で、1986年に短編集の一編として刊行されている。

では、なぜ、そんな37年の時を経てこの漫画が実写化されたのか?

手っ取り早い話、↑を読んでいただければいいのだが、ここでも軽く…

2015年にSNSで東京都民と埼玉県民の関係性の面白さから話題になり、復刊をすることに。

すると、偶然や否や復刊直前に「月曜から夜ふかし」で話題になり、さらなる火がついた(自分もここで知りました)。

そして、2018年。実写映画化が発表されたわけである。監督は「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹、主演には二階堂ふみGACKTと決してダメというわけではないが、話題になったのも2015年とだいぶ話題も薄くなってきた本作を実写映画化というのはヒットするのか?という疑問を持っていた。

が、結果はご覧の通り、初登場1位という記録を叩き出した。

さらに、この実写映画化で面白いニュースをひとつ。

県下23スクリーンで上映している埼玉県で都道府県興行収入シェアで東京都を抑え全国1位を獲得。また、劇場別でもMOVIXさいたまが全国で動員数1位を獲得するなど大きな盛り上がりを見せているというのだ。

埼玉愛が炸裂した本作。興収も20億円突破もあり得る。

 

3.興行チェック!「アリータ:バトル・エンジェル」

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初登場2位は「アリータ:バトル・エンジェル」。

ジェームズ・キャメロンが実写化を熱望していた「銃夢」を脚本・製作に手を回して*1ロバート・ロドリゲス監督が映画化した。

これまでもキャメロンは監督はせずに製作などという形で関わった作品はいくつかあるが、本作は「アバター」と同時並行で監督として製作を開始した作品で、正にキャメロン作品と宣伝しても偽りはないし、当初より1年以上もの公開延期を積み重ねた1作となっている。

やはり、キャメロンといえば映像である。3Dはもちろん、IMAXや4Dでも公開され、先週述べたような特殊上映によるヒットも記録している。

が、どうやら世界的にみるとヒットはしているものの、制作費回収は今現在では難しいとされている。

そう思うと、なかなか本気ですね、この作品…

 

4.興行チェック!「僕の彼女は魔法使い」

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続いて、初登場3位を記録したのは「僕の彼女は魔法使い」。

清水富美加改め千眼美子主演作となっている。

公開直前には週刊文春による告発もあったりと未だに騒動が治まる気配を見せない幸福の科学

映画ファンならずともご存知の方も多いと思うが、幸福の科学は映画事業にも取り組んでいる。

アニメが主流だったが、近年は実写映画にも力を入れ始め、毎年のように新作が公開されている。

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興収の動向は「宇宙の法」と同程度なので、それくらいではないでしょうか?

さすが、幸福の科学

 

5.今週の注目作

グリーンブック」(3月1日公開)

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。

1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。

トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞助演男優賞を受賞した。

移動都市 モータル・エンジン」(3月1日公開)

フィリップ・リーブの小説「移動都市」を「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」のピーター・ジャクソン製作、脚本で映画化。

「60分戦争」と呼ばれる最終戦争から数百年の時が過ぎ、わずかに残された人類は地を這う移動型の都市で生活することを余儀なくされた。巨大移動都市ロンドンは、都市同士が捕食しあう弱肉強食の荒れ果てた地でその支配を拡大させ、小さな都市を捕食することで成長を続けている。そんなロンドンの指導者的立場にあるヴァレンタインに対し、過去のある出来事から復讐心をたぎらせる少女ヘスターは、ある小都市がロンドンに捕食される騒ぎに乗じてロンドンに潜入。ヴァレンタインに刃を向けるが……。

へスター役は「アンナ・カレーニナ」などに出演したアイスランド出身の新鋭ヘラ・ヒルマー、仇敵となるヴァレンタイン役をヒューゴ・ウィービングが演じた。監督は、これまでのピーター・ジャクソン作品にストーリーアーティストや視覚効果、第2班監督などで携わり、「キング・コング」ではアカデミー視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバーズ。

九月の恋と出会うまで」(3月1日公開)

松尾由美の同名人気恋愛小説を高橋一生川口春奈の主演で映画化。

あるマンションに引っ越してきた志織は、新しい部屋で「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」という不思議な声を耳にする。その声は強盗殺人に遭うところだった志織を助けるため、未来から届いた誰かの声だった。志織からこの不思議な出来事の相談を受けた小説家志望の隣人・平野は、志織が本来遭うはずだった強盗から助かったことにより、タイムパラドックスが生じてしまうことに気がつく。それは過去の出来事を変えたことで、1年後に志織の存在が消えてしまうことを意味していた。

平野役を高橋一生、志織役を川口が演じるほか、浜野謙太、中村優子川栄李奈古舘佑太郎ミッキー・カーチスらが顔をそろえる。監督は「グッモーエビアン!」「わたしに××しなさい!」の山本透。

映画ドラえもん のび太の月面探査記」(3月1日公開)

国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版シリーズ39作目。直木賞受賞作「鍵のない夢を見る」、ドラえもんひみつ道具を各章のタイトルに起用した「凍りのくじら」などで知られる人気作家の辻村深月が、映画脚本に初挑戦し、月面を舞台にドラえもんのび太たちの冒険を描いた。

月面探査機がとらえた白い影がニュースとなり、それを「月のウサギだ」と主張したのび太は、周囲から笑われてしまう。そこで、ドラえもんひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使い、月の裏側にウサギ王国を作ることにしたのび太。そんなある日、不思議な転校生の少年ルカが現れ、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことになるのだが……。

監督は「映画ドラえもん」シリーズを手がけるのは3作目となる八鍬新之介。ゲスト声優に広瀬アリス柳楽優弥吉田鋼太郎ら。

岬の兄妹」(3月1日公開) (R15+)

ポン・ジュノ監督作品や山下敦弘監督作品などで助監督を務めた片山慎三の初長編監督作。

ある港町で自閉症の妹・真理子とふたり暮らしをしている良夫。仕事を解雇されて生活に困った良夫は真理子に売春をさせて生計を立てようとする。良夫は金銭のために男に妹の身体を斡旋する行為に罪の意識を感じながらも、これまで知ることがなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れることで、複雑な心境にいたる。そんな中、妹の心と体には少しずつ変化が起き始め……。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞を受賞。

天国でまた会おう」(3月1日公開) (PG12)

第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマ。

第1次世界大戦の終結目前。仏軍のプラデル中尉からの不条理な攻撃命令に従ったエドゥアールは、小心者の簿記係・アルベールの命を助け、顔に重傷を負ってしまう。良家の御曹司で才能あるアーティストであるエドゥアールは家族にも会いたくないと戦死を偽装。そんな彼をアルベールは手伝うことに。戦後、パリに戻った2人は貧しい共同生活をスタートさせる。そんな折、かつて彼らの上官だったプラデルが財を築いていたことを知った2人はある壮大な詐欺計画を企てる。

エドゥアール役を「BPM ビート・パー・ミニット」のナウエル・ペレーズビスカヤートが演じ、本作の監督を務めたアルベール・デュポンテルが相棒のアルベール役で出演。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

*1:キャメロン本人は「アバター」の続編を手がけるため、監督はしていない

<週刊興行批評>「アクアマン」がV2??特殊上映はランキングに影響するのか?

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今週は初登場した「フォルトゥナの瞳」と「アクアマン」の興行からみる特殊上映のヒットについて書いていこうと思います。

 

 

1.先週末のランキング

それでは、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は初登場フォルトゥナの瞳」。土日2日間で動員14万1000人、興収1億8800万円をあげ、初日から3日間の累計では、動員19万人、興収2億5000万円を突破した。

2位は「アクアマン」。土日2日間で動員12万6000人、興収1億9600万円をあげ、先週に引き続き、興収では1位を上回る結果となった。累計では動員65万人を突破、興収10億円まであと少しと迫っている。

3位は「七つの会議」。土日2日間で動員12万5000人、興収1億6500万円をあげ、累計では動員120万人、興収15億円を突破している。

4位は「マスカレード・ホテル」。土日2日間で動員12万5000人、興収1億7200万円をあげ、累計興収は37億円を突破している。

5位は「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」。累計興収は7億5000万円を突破。

6位は「コードギアス 復活のルルーシュ」。

7位は「ボヘミアン・ラプソディ」。15週目を迎え、累計で動員843万人、興収116億円を突破。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を抜いて、歴代興収ランキング21位となっている。

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8位は「メリー・ポピンズ リターンズ」。累計興収は8億4000万円を突破。

9位は「十二人の死にたい子どもたち」。累計興収は13億円を突破。

10位は「雪の華」。累計興収8億5000万円を突破している。

 

2.興行チェック!「フォルトゥナの瞳」

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今週初登場したのは百田尚樹原作の「フォルトゥナの瞳」。

百田尚樹原作だとは知らずに見た人も少なからずいるだろうが、宣伝にあまり使用してないのは恐らくネガティブ効果だろう…といった感じで百田尚樹原作というワードは個人的にはあまり良いイメージを持たない。

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あまり比較対象にはならないが、百田尚樹原作映画で比較するとこんな感じ。

半数以上の観客がハイティーン及び20代というアンケート結果もあり、興収は10億付近となりそうだ。

 

3.特殊上映ってヒットするの?

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日本の映画ランキング即ち興行通信社が出しているランキングは観客動員数を基にしたランキングであり、アメリカのBox Officeが出している興行収入を基にしたランキングとは違う。

先週末の観客動員数2位だった「アクアマン」だが、興行収入1位は「フォルトゥナの瞳」ではなく、「アクアマン」だった。ちなみに先々週末も観客動員数1位は「七つの会議」で、興行収入1位は「アクアマン」だった。

では、なぜ、観客動員数と興行収入で1位が違うような結果になってしまうのか?

その原因の一つに特殊上映の有無が挙げられる。

当ブログでも特殊上映について注目はしてきた。

特殊上映は通常の料金に加えて追加料金が発生してしまうため、それが興行収入に加算されて、観客動員数と興行収入の1位に食い違うケースというのが発生するのだ。

こういった現象は昨年3回発生しており*1、どれも特殊上映対応作だった。

ちなみに観客動員数と興行収入の1位に食い違いがないにしても、昨年特殊上映作品が1位に輝いた作品は14作品(25/52週)あった。

IMAXデジタルシアターが日本に導入されて10年、4DXが日本に導入してからは6年が経過する。

今現在、IMAXが32館、4DXやMX4Dなどの4D系も40館以上となっており、今後さらに増えることだろう。

その分、特殊上映の浸透も増え、ランキングに影響するかもしれない。

個人的な意見になるが、興行通信社は特殊上映にも対応した興行収入ランキングの発表や金曜日を含んだランキングを検討していただきたいところだ。

 

4.今週の注目作

アリータ:バトル・エンジェル」(2月22日公開) (PG12)

木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢 (ガンム)」を、同作の映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本・製作により、ハリウッドで実写映画化したアクション大作。監督は「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス。主人公アリータ役は「メイズ・ランナー」シリーズのローサ・サラザールが務め、いずれもオスカー俳優であるクリストフ・ワルツジェニファー・コネリーマハーシャラ・アリが共演。

数百年後の未来。スクラップの山の中から奇跡的に脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータは、サイバー医師のイド博士によって新たな体を与えられ、目を覚ます。しかし彼女は、自分の過去や今いる世界についてなど、一切の記憶が失われていた。やがてアリータは、自分が300年前に失われたはずの最終兵器として作られたことを知り、そんな兵器としての彼女を破壊するため、次々と凶悪な殺人サイボーグが送り込まれてくる。アリータは、あどけない少女の外見とは裏腹の驚異的な格闘スキルをもって、迫り来る敵たちを圧倒していくが……。

翔んで埼玉」(2月22日公開)

パタリロ!」で知られる漫画家の魔夜峰央が1982年、当時自らも居を構えていた埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画として発表し、30年以上を経た2015年に復刊されるとSNSなどで反響を呼んだ「翔んで埼玉」を、二階堂ふみGACKTの主演で実写映画化。

かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが……。

二階堂が男性である百美役をGACKTが麻実役をそれぞれ演じる。監督は「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹

THE GUILTY/ギルティ」(2月22日公開)

電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。

過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……。

ビール・ストリートの恋人たち」(2月22日公開)

「ムーンライト」でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス監督が、1970年代ニューヨークのハーレムに生きる若い2人の愛と信念を描いたドラマ。

ドキュメンタリー映画私はあなたのニグロではない」の原作でも知られる米黒人文学を代表する作家ジェームズ・ボールドウィンの小説「ビール・ストリートに口あらば」を映画化し、妊娠中の黒人女性が、身に覚えのない罪で逮捕された婚約者の無実を晴らそうと奔走する姿を描いた。

オーディションで抜てきされた新人女優キキ・レインと、「栄光のランナー 1936ベルリン」のステファン・ジェームスが主人公カップルを演じ、主人公を支える母親役でレジーナ・キングが出演。

サムライマラソン」(2月22日公開) (PG12)

超高速!参勤交代」の原作・脚本で知られる土橋章宏が、日本のマラソンの発祥と言われる史実「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材に執筆した小説「幕末まらそん侍」を、主演の佐藤健をはじめ日本を代表する豪華キャストの共演で映画化。「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマスと「おくりびと」の中沢敏明が企画・プロデュースを手がけ、監督を「キャンディマン」「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」のバーナード・ローズ、音楽を「めぐりあう時間たち」のフィリップ・グラス、衣装デザインを「乱」ワダエミが担当する。

外国の脅威が迫る幕末の世。安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、15里の山道を走る遠足を開催することに。しかし行き違いによって幕府への反逆とみなされてしまい、安中藩取り潰しを狙う刺客が藩士不在の城に送り込まれる。遠足参加中に藩の危機を知った安中藩士の唐沢甚内は、計画を阻止するべく走り出す。

凜 -りん-」(2月22日公開)

芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹が2007年に舞台用に書き下ろした長編サスペンスを、佐野勇斗本郷奏多のダブル主演で映画化。

高校2年生になる野田が通う村の高校に、東京からの転校生・天童がやって来た。不思議な雰囲気を持つ天童はすぐにクラスに溶け込み、野田とも他愛ないことで笑いながら日々を過ごしていた。ある日、野田の友だちの1人が忽然と姿を消す。村に語り継がれる「100年に一度、村から子どもが消える」という伝説が人びとの頭によぎる中、また1人友だちがいなくなった。小さな村は混乱し、転校生の天童に疑いの目が向けられていく。

佐野が野田役、本郷が天童役をそれぞれ演じる。監督はドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」「せいせいするほど、愛してる」などで演出を手がけてきた池田克彦。原作の又吉が脚本監修として参加。

ねことじいちゃん」(2月22日公開)

世界的に知られる動物写真家・岩合光昭が初めて映画監督に挑み、ねこまき原作の同名コミックを落語家の立川志の輔主演で実写映画化したヒューマンドラマ。

とある小さな島に住む70歳の大吉は、2年前に妻に先立たれて以来、飼い猫のタマと2人きりで暮らしている。生まれ育ったこの島には幼なじみの巌をはじめ多くの友人や猫がおり、穏やかな日常が流れていた。東京で暮らす息子・剛はひとり暮らしの父を心配しているが、大吉もタマも自由気ままな現在の生活に満足している。しかし、親しい友人の死や大吉自身の身体の不調など、ずっと続くと思っていた日常に少しずつ変化が訪れはじめ……。

ヒロインを柴咲コウが演じるほか、小林薫、田中裕子、柄本佑ら実力派俳優がそろう。

サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-」(2月22日公開) (PG12)

LGBTの人々のための支援プログラムとして教会を開放して行われる「サタデーナイト・チャーチ(土曜の夜の教会)」を題材に、学校でのいじめや家族の無理解など、厳しい現実に悩む主人公が経験するさまざまな出来事を、ミュージカル調の演出を取り入れて描いた人間ドラマ。これが初監督作となるデイモン・カーダシスが、ボランティアを務めていた教会での実体験などをもとに、物語をつむぎだした。

ニューヨークのブロンクス。「美しくなりたい」という思いを抑えられずにいる青年ユリシーズは、ある夜、ストリートで出会ったトランスジェンダーのグループに「サタデーナイト・チャーチ」に誘われる。そこは静かで厳格な昼間の教会とは異なり、ダンスや音楽を楽しみながら、同じ境遇の仲間と語らう場として開放されていた。ユリシーズは、その自由な雰囲気に魅了され、少しずつ自分を解放してゆくが、ある日、隠していたハイヒールが家族に見つかってしまい……。

あの日のオルガン」(2月22日公開)

第2次大戦末期に保母(保育士)たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を戸田恵梨香大原櫻子の主演、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務めてきた平松恵美子の監督、脚本により映画化。

1944年、第2次世界大戦末期の東京。警報が鳴り、防空壕に非難する生活が続く中、品川の戸越保育所では園児たちの安全を確保するため、保母たちが保育所疎開を模索していた。ようやく受け入れ先として見つかった埼玉の荒れ寺で疎開生活をスタートした若い保母たちと園児たちは、日々噴出するさまざまな問題に直面しながらも、互いに励ましあいながら奮闘していく。

戸田が保母たちのリーダーとなる板倉楓役を、大原が天真爛漫で音楽好きな保母の野々宮光枝役をそれぞれ演じる。

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」(2月22日公開)

家族の絆を描いた宮川サトシの自伝エッセイ漫画を「さよなら渓谷」「日日是好日」の大森立嗣のメガホン、安田顕主演で実写映画化。

子どもの頃から病気がちだったサトシは母のかけてくれたやさしい言葉に救われてきた。2年前、そんな母ががんの告知を受けたことから、今度はサトシが母にやさしい言葉をかける番になってしまった。百度参り、修行僧のような滝行、国産野菜のジュース作り……サトシは恋人の真理に支えられながら、母のためになるならと、どんなことでもやった。しかし、30代後半になったサトシに母との永遠の別れが訪れる。あれから1年。生きる気力をすっかりなくしていた父と兄もようやく新たな人生へ再スタートをきった頃、サトシのもとに突然、母からのプレゼントが届く。

主人公のサトシ役を安田が演じるほか、母・明子役を倍賞美津子、サトシの恋人・真里役を松下奈緒、兄・祐一役を村上淳、父・利明役を石橋蓮司がそれぞれ演じる。

パペット大騒査線 追憶の紫影 (パープル・シャドー)」(2月22日公開) (PG12)

セサミストリート」を生んだジム・ヘンソン・カンパニー製作による人間とパペットが共存する世界を舞台にしたアクションコメディ。フィル・フィリップはロス市警初のパペット刑事として活躍していたが、ある事件での失態により刑事をクビとなり、現在は私立探偵として生計を立てていた。ある日、依頼された調査のため、パペット経営のアダルトショップへと向かったフィルは、店主を含めたパペットが全員殺害されるという事件に遭遇。ロス市警からフィルのかつての相棒だったおばさん刑事コニーがこの事件の担当となり、フィルとともに事件の捜査にあたることとなるが……。「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「ゴーストバスターズ」のメリッサ・マッカーシーがコニー役を演じるほか、「セサミストリート」のエルモなどを手がけたビル・バレッタがフィルの声を担当。監督はパペット界の巨匠ジム・ヘンソンの息子であるブライアン・ヘンソン。

僕の彼女は魔法使い」(2月22日公開)

宗教家の大川隆法が製作総指揮と原案を手がけ、「さらば青春、されど青春。」の千眼美子が主演を務めるファンタジードラマ。

高校3年生の優一のクラスに風花が転校してきてから、優一の周囲ではさまざまな不思議な現象が起こるようになった。風花の正体は魔法使いで、しかも世界最後の「白魔術の継承者」だったのだ。優一はそんな風花に戸惑いを覚えながらも心ひかれていくが、ある事件をきっかけに風花は突然姿を消してしまう。それから5年の時が流れ、風花と優一は偶然に再会するが、それは白魔術と黒魔術の時空を超えた戦いの始まりだった。

風花役を千眼、優一役を「君のまなざし」の梅崎快人が演じる。

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。

*1:リメンバー・ミー」(IMAX、4D対応)の第1週・2週、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(IMAX、4D対応)の第1週