Takaのエンタメ街道

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<週刊興行批評>徐々に火が灯される映画たち…公開延期作品が続々と公開へ

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2週ぶりの更新。この2週間で「デッド・ドント・ダイ」、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が公開され、3月から4月にかけて公開される予定だった映画作品が続々と公開される運びとなっている。今週はこの2週間の興行を振り返る。

 

 

1.先々週末のランキング

まずは、先々週末のランキングを見てみましょう。

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1位は「心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-」。

2位は初登場デッド・ドント・ダイ」。

3位は「パラサイト 半地下の家族」。6月5日から全国230館で「モノクロver.」の公開が始まり、累計では動員336万人、興収46億円を突破し、韓国映画の興収記録を更新し続けている。

4位は「AKIRA 4Kリマスター版4月から公開されたIMAX版に続き、6月5日より4Kリマスター版が劇場公開され、ランクインした。

5位は初登場ANNA/アナ」。

6位は「一度死んでみた」。

7位は「天気の子」。

8位は「アベンジャーズ」。

9位は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」。

10位は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。8位から10位までは6月5日からリバイバル上映されているため、ランクインした。

 

2.先週末のランキング

続いて、先週末のランキングを見てみましょう。

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1位は「心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-」。累計興収は4億6682万4200円を突破。

2位は初登場ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」。全国300館で土日2日間で動員3万464人、興収4121万5140円をあげ、初日から3日間の累計では動員4万210人、興収5415万1340円を記録した。

3位は「パラサイト 半地下の家族」。6月12日から全国36館でIMAX版が公開され、先週と変わらず3位をキープ。

4位は「デッド・ドント・ダイ累計興収は5868万6680円を突破。

5位は「天気の子」。

6位は「一度死んでみた」。累計興収は4億3432万6150円を突破。

7位は「AKIRA 4Kリマスター版」。

8位は初登場ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」。

9位は「ANNA/アナ」。累計興収は3331万3840円を突破した。

10位は初登場グッド・ボーイズ」。

 

3.徐々に新作映画の火が灯される

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前回の記事から全国の映画館の再開によって、新作映画の公開が徐々に始まっている。先々週からはジム・ジャームッシュ監督の新作「デッド・ドント・ダイ」、先週からはグレタ・ガーウィグ監督の新作で今年のアカデミー賞の作品賞などにノミネートされた「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が公開され、それぞれ上位にランクインした。

元々、この2作品は3月から4月に向けて公開を予定していた作品だったが、公開延期を決めた。しかし、映画館の営業再開のタイミングで先陣を切って公開に乗り出した。特に「ストーリー・オブ・マイライフ」は当初は全国128館で上映予定だったが、今回の公開決定で倍以上の340館で公開されることとなった。このタイミングで公開することはお客さんがすぐに戻るということではない。しかし、こんなときだからこそ、公開することで映画という火を絶やさないで済む力を持ち合わせている。どちらも現在、興収5000万円とこのご時世を踏まえても健闘していると捉えていいだろう。

日本映画製作者連盟は映画配給大手12社の5月の興行収入総額が前年同月比98.9%減の1億9617万円であり、過去最低だった4月の興収6億8824万円をさらに下回ったことを報告した。

これ以上の下回りはないが、昨年のような勢いに戻すには、1年、2年以上という長期的なスパンを考えなければならない。夏休みの恒例となっているポケモンが冬、GWの恒例となっているコナンが来春と半年〜1年の延期を表明したほか、「コンフィデンスマンJP」が7/23公開となったり、「泣きたい私は猫をかぶる」がNETFLIXへの配信に移行するなど、公開延期作品も様々な対応をしている。

すぐには元に戻らないが、元に戻そうと努力している点は映画界も一緒。映画の灯りを絶やさないように今後も頑張るしかない。まずは夏休みに向けてどういった新作映画が公開されるのかを見つめていこう。

 

4.今週の注目作

泣きたい私は猫をかぶる」(6月18日NETFLIXにて配信)

 

ペンギン・ハイウェイ」を手がけた新進気鋭のアニメーション制作会社、スタジオコロリドの長編アニメーション映画第2作。猫に変身できる不思議なお面を手にした女子中学生の恋を描くオリジナルの青春ファンタジーストーリーで、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「さよならの朝に約束の花をかざろう」の岡田麿里が脚本を担当。「美少女戦士セーラームーン」や「ケロロ軍曹」シリーズなどを手がけてきたベテランの佐藤順一と、「ペンギン・ハイウェイ」で絵コンテなどを担当してきた柴山智隆が共同監督を務めた。

自由奔放でちょっと風変わりな笹木美代は、クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれ、いつも明るく元気いっぱいな中学2年生。思いを寄せる日之出賢人には毎日のようにアタックするが、全く相手にされていない。それでもめげずにアピールを続ける彼女には、ある秘密があり……。

声の出演は「借りぐらしのアリエッティ」などで声優経験もある志田未来と、「鬼滅の刃」などに出演する人気声優の花江夏樹

ドクター・ドリトル」(6月19日公開)

100年以上にわたり世界中で愛読されているヒュー・ロフティングの児童文学作品で、過去にもエディ・マーフィ主演版などで映画化された「ドリトル先生」シリーズを、「アイアンマン」「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jr.主演で新たに映画化したアクションアドベンチャー

名医ではあるが変わり者で、動物と話せるドリトル先生は、世間から遠ざかり、さまざまな動物たちとひっそり暮らしていた。しかし、若き女王が重い病に倒れたことを耳にしたドリトル先生は女王を救うことができる唯一の治療法を求めて、頑固なオウム、臆病なゴリラら個性的な仲間たちと伝説の島へと出発する。冒険を続ける中で、先生の過去、国を揺るがす陰謀など、さまざまな事実が明らかとなっていく。

ロバート・ダウニー・Jr.がドリトル先生を演じるほか、エマ・トンプソンラミ・マレックトム・ホランドら豪華俳優陣が動物たちのボイスキャストとして出演。監督は「トラフィック」でアカデミー脚色賞を受賞したスティーブン・ギャガン。

エジソンズ・ゲーム」(6月19日公開)

明王エジソンとライバルたちがアメリカ初の電力送電システムをめぐって繰り広げたビジネスバトル=電流戦争を映画化。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のベネディクト・カンバーバッチトーマス・エジソン、「シェイプ・オブ・ウォーター」のマイケル・シャノンがライバルのカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスを演じ、共演にも「女王陛下のお気に入り」のニコラス・ホルト、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドら豪華キャストがそろった。

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させた天才発明家エジソンは、大統領からの仕事も平然と断る傲慢な男だった。実業家ウェスティングハウスが交流式送電の実演会を成功させたというニュースに激怒したエジソンは、ネガティブキャンペーンで世論を誘導。事態は訴訟や駆け引き、裏工作が横行する世紀のビジネスバトルへと発展していく。

監督は「ぼくとアールと彼女のさよなら」のアルフォンソ・ゴメス=レホン。

水曜日が消えた」(6月19日公開)

 

中村倫也が、曜日ごとに入れ替わる7つの人格を持った男を演じた主演作。

幼い頃の交通事故により、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる「僕」。彼らは各曜日の名前で呼び合っているが、中でも「火曜日」は一番地味で退屈な存在で、他の曜日から家の掃除など面倒なことを押し付けられる損な役回りだった。しかし、ある時、1日を終えてベッドに入った「火曜日」が、水曜日に目を覚ます。僕の中の「水曜日」が消え、「火曜日」は水曜日を謳歌するが、その日常は徐々に恐怖へと変わっていく。

中村倫也が7つの人格を持つ主人公を演じるほか、石橋菜津美、元「乃木坂46」の深川麻衣、きたろう、中島歩、「ゲスの極み乙女。」の休日課長などが顔をそろえる。MVやCM、短編作などで注目される吉野耕平の初の長編監督作。

ペイン・アンド・グローリー」(6月19日公開) (R15+)

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが長年にわたってタッグを組んできたアントニオ・バンデラスを主演に迎え、自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。

世界的な映画監督サルバドールは、脊椎の痛みから生きがいを見いだせなくなり、心身ともに疲れ果てていた。引退同然の生活を送る彼は、幼少時代と母親、その頃に移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局など、自身の過去を回想するように。そんな彼のもとに、32年前に手がけた作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が、心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせていく。

アントニオ・バンデラスが主人公の映画監督を繊細に演じ、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。第92回アカデミー賞でも主演男優賞、国際長編映画賞にノミネートされた。アルモドバル作品のミューズ、ペネロペ・クルスが家族を明るく支える母親を演じる。

WASPネットワーク」(6月19日NETFLIXにて配信)

 

パーソナル・ショッパー」、「冬時間のパリ」のオリヴィエ・アサイヤス監督が作家フェルナンド・モライスが実話を題材に執筆した小説を基にしたポリティカル・スリラー。

1990年代のフィデル・カストロ政権下、妻と娘を置いてキューバからアメリカに亡命したパイロットの主人公レネ・ゴンザレスは、反カストロを掲げるテロ集団に立ち向かう組織「WASPネットワーク」に加入することに。そして、キューバで多発するテロ行為を阻止するべく苦闘するが……。

ペネロペ・クルス、アナ・デ・アルマスをはじめ、「ブライト」のエドガー・ラミレス、「ノー・エスケープ 自由への国境」のガエル・ガルシア・ベルナル、「人生スイッチ」のレオナルド・スバラグリア、「ナルコス:メキシコ編」のヴァグネル・モウラなどが名を連ねている。

はちどり」(6月20日公開) (PG12)

1990年代の韓国を舞台に、思春期の少女の揺れ動く思いや家族との関わりを繊細に描いた人間ドラマ。本作が初長編となるキム・ボラ監督が、自身の少女時代の体験をもとに描き、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞した。

94年、空前の経済成長を迎えた韓国。14歳の少女ウニは、両親や姉兄とソウルの集合団地で暮らしている。学校になじめない彼女は、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女子とデートをしたりして過ごしていた。小さな餅屋を切り盛りする両親は、子どもたちの心の動きと向き合う余裕がなく、兄はそんな両親の目を盗んでウニに暴力を振るう。ウニは自分に無関心な大人たちに囲まれ、孤独な思いを抱えていた。ある日、ウニが通う漢文塾に、不思議な雰囲気の女性教師ヨンジがやって来る。自分の話に耳を傾けてくれる彼女に、ウニは心を開いていくが……。

一生に一度は、映画館でジブリを。」(6月26日公開)

スタジオジブリ作品「風の谷のナウシカ」(1984)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ゲド戦記」(2006)が全国372館の劇場で「一生に一度は、映画館でジブリを」という思いが込め、再上映される。

ソニック・ザ・ムービー」(6月26日公開)

世界的人気を誇るセガの人気ゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドで実写映画化。

宇宙最速で走るパワーを持つ青いハリネズミソニックが、故郷を離れて遠い地球へとやって来る。ひょんなことから出会った保安官トムとバディを組んだソニックは、マッドサイエンティストのドクター・ロボトニックが企てる陰謀を阻止するべく大冒険を繰り広げる。

主人公ソニックの声を「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でBB-8の声を担当したベン・シュワルツが務め、宿敵ドクター・ロボトニックを「マスク」のジム・キャリー、相棒トムを「X-MEN」シリーズのジェームズ・マースデンがそれぞれ演じる。アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネートの実績を持つジェフ・ファウラーがメガホンをとった。

ランボー ラスト・ブラッド」(6月26日公開) (R15+)

シルベスター・スタローンの「ロッキー」に並ぶ代表作で、1982年に1作目が製作された人気アクション「ランボー」のシリーズ第5弾。グリーンベレーの戦闘エリートとして活躍していたジョン・ランボーは、いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれていた。ランボーは祖国アメリカへと戻り、故郷のアリゾナの牧場で古い友人のマリア、その孫娘ガブリエラとともに平穏な日々を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことで、ランボーの穏やかだった日常が急転する。娘のように愛していたガブリエラ救出のため、ランボーグリーンベレーで会得したさまざまなスキルを総動員し、戦闘準備をスタートさせる。監督はメル・ギブソン主演作「キック・オーバー」を手がけたエイドリアン・グランバーグ。

SKIN スキン」(6月26日公開) (R15+)

 

2003年にアメリカで発足したスキンヘッド集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーの実話をもとに製作され、第91回アカデミー賞を受賞した短編映画を長編化した社会派ドラマ。

白人至上主義者に育てられ、スキンヘッドに差別主義者の象徴ともいえる無数のタトゥーを入れたブライオン。シングルマザーのジュリーと出会ったブライオンは、これまでの憎悪と暴力に満ちた自身の悪行の数々を悔い、新たな人生を始めようと決意する。しかし、かつての同志たちは脱会を許さず、ブライオンに執拗な脅迫や暴力を浴びせてくる。そして彼らの暴力の矛先はジュリーたちにも向き始める。

ブライオン役を「リトル・ダンサー」「ロケットマン」のジェイミー・ベル、ジュリー役を短編版「SKIN」にも出演したダニエル・マクドナルドがそれぞれ演じる。イスラエル出身のユダヤ人監督ガイ・ナティーブが、短編に続きメガホンをとった。劇場公開時には一部劇場で基になった短編版も上映。

ワイルド・ローズ」(6月26日公開) (PG12)

 

「ジュディ 虹の彼方に」「ドクター・ドリトル」のジェシー・バックリーがカントリー歌手を目指す主人公を演じる音楽ドラマ。

カントリー歌手になることを夢見ているローズ=リン・ハーラン。しかし、2人の子どもを抱えるシングルマザーで、刑務所から出所したばかりの彼女にとっては、夢の舞台は憧れの場所でしかなかった。家政婦としてローズが働き出した資産家のスザンナは、彼女の歌を聞き、その才能に感動し、彼女をサポートしていく。卓越した歌唱力とカリスマ性で夢へと一歩ずつ近付いていくローズ。しかし、彼女は家族とスターへの階段との間で選択を迫られる。

バックリーが見事な歌声で主人公ローズを演じて英国アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされるなど、高い評価を獲得。「リトル・ダンサー」のジュリー・ウォルターズ、「ホテル・ルワンダ」のソフィー・オコネドーらが脇を固める。監督は「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」のトム・ハーパー。

悪の偶像」(6月26日公開)

 

「シュリ」「ベルリンファイル」のハン・ソッキュ、「オアシス」「殺人者の記憶法」のソル・ギョングという韓国映画界を代表する2人の実力派俳優が共演し、ひき逃げ事件の加害者の父と被害者の父の運命が交錯するさまを描いたサスペンスノワール

息子のヨハンが飲酒運転で人をひき殺してしまったことを知った市議会議員のミョンヒは、事件をもみ消そうとする。しかし、現場に居合わせた被害者の新妻リョナの行方がわからなくなっていることが判明。事実が明るみに出ることを恐れるミョンヒは、リョナの行方を追う。一方、被害者の父親であるジュンシクは、リョナが妊娠していることを知り、なんとかして彼女を捜し出そうとする。それぞれのルートでリョナを追うミョンヒとジュンシクだったが……。

監督・脚本は「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」のイ・スジン

ハニーランド 永遠の谷」(6月26日公開)

北マケドニアに暮らす自然養蜂家の女性を追ったドキュメンタリー。第92回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞とあわせて国際映画賞(旧・外国語映画賞)にもノミネートされ、長編ドキュメンタリー賞と国際映画賞(外国語映画賞)に同時にノミネートされた初の作品となった。

北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない谷で、目が不自由で寝たきりの老母と暮らす自然養蜂家の女性は、持続可能な生活と自然を守るため「半分は自分に、半分は蜂に」を信条に、養蜂を続けていた。そんな彼女が暮らす谷に突然やってきた見知らぬ家族や子どもたちとの交流、病気や自然破壊など、3年の歳月をかけた撮影を通して、人間と自然の存在の美しさや希望を描き出していく。

キラーソファ」(6月26日公開)

殺人鬼と化したソファが巻き起こす恐怖を描いたニュージーランド発のB級ホラー。

フランチェスカは行方不明になった知人の1人掛けソファを譲り受けることに。しかしそのソファは呪われており、男たちを魅了するフランチェスカに恋をしてしまう。ソファは彼女の身も心も独占するべく、家を訪れる人間たちを次々と襲撃。ボタンで出来たつぶらな瞳や快適な座り心地からは想像できない残忍な手口と意外な機動性で惨劇を引き起こしていく。

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜」(6月26日NETFLIXにて配信)

歌手セリーヌ・ディオンを輩出したとされる世界最大級の音楽コンテスト「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」を題材に「俺たちニュースキャスター」シリーズのウィル・フェレル、「ドクター・ストレンジ」のレイチェル・マクアダムスが共演したコメディ。

凸凹ミュージシャンコンビ「ファイア・サーガ」のラーズ・エリックスソンとシグリット・エリックスドッティルは、ユーロビジョン歌合戦での優勝を子どもの頃から夢見てきた。そんな2人は、アイスランド代表としてユーロビジョンに出場する一世一代のチャンスを掴み、無謀とも思える野望に挑むが…。

ラーズをウィル・フェレル、シグリットをレイチェル・マクアダムス、ラーズの父親エリックを『007』シリーズ5代目ジェームズ・ボンドとして知られるピアース・ブロスナンが演じる。監督はウィル・フェレルレイチェル・マクアダムスも出演した「ウェディング・クラッシャーズ」のデヴィッド・ドブキン。

 

 

というわけで、今週は以上。閲覧ありがとうございました。